ミレー展

2014年10月2日 日常
  府中市美術館にミレーを観に行った。

 地図で場所を探し歩いて行ったのだが、地図を見ながら歩いたり、人に尋ねることが苦手なので、

おおよそ頭の中に地図を入れて、歩く。

 地図を見る必要があると、少なくともベンチに座り、できることなら、喫茶店にでも入って地図を開きたい。

 地図を見ている自分の姿がいかにもよそ者、いかにも初心者。
 
 そんな姿を晒すのが嫌なのだ。

 素人なんだから素人で何が悪い。

 よそ者なんだからよそ者で何が悪い、と理論では分かるんだがどうしてもそれ、嫌なのだ。

 絵なんか分からないので止めとけば良いのに、まあ、行ってみる。

 でも、行って分からないなりにふんふんと観て帰るとそれはそれで達成感がある。

 ま、あと定年まで数年だが、もうあんまりやりたいことはないし、ぼちぼち定年後の生活を本気で考えないといけないのだが、

どうもあんまり体調も抜群という感じではないので、そこそこ良い頃合いにうまく収まりそうだとは思うが、

人生何がどう転ぶか分からず、生きてはいるが高額の治療費がかかるというのが最悪の事態なので、

そっちの方にだけは転ばないようにしたいものだ。

 でも良かった、ミレー展。

 小さな美術館で、小さな絵(だけでは無いが)。

 これからもせっせと小さな美術館巡りでも楽しもう。

 ※ 3週間ぶりですね。こうやっていつの間にか消えて行くのかなあ、と思わざるを得ないが、DNを書かないというのはデスクに座らないということなので、学者がデスクに座らないというのはバスの運転手が駐車場に行かないのと同じ。
 せっせと駐車場に向かうことにします。
 なんかちょっとずつ吹っ切れて来ている気がする。が、激動の2年間でしたね、ホントに。

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