青春18切符を2セット、合計10回の乗車分を買ってしまっていた。
独り身の身軽さで十分こなせると思っていたのだが、
夏休みのスクーリングでの1週間ぶっ続け講義があり、
それが終わって直ぐに8日?9日?間のベトナム出張。
へばってしまって(何しろこの夏休み中に65になっちゃいましたからね)ベトナムから帰ってからはゴロゴロ無為徒食の日々を漫然と送っていた。
いや、無為徒食の日々はこの夏休みだけではなく、ここ何年か、いや、人生そのものがそうなんだが、
バージョンアップされた強力無為徒食を送っていた。
ふと気づくと青春切符8枚、と言うか正確に言うと2枚計8乗車分が残っていた。
そうなると漫然と日々を送るわけには行かず、
1週間ほど飲まず食わずだった餓鬼の目の前に料理の山が置かれたような感じで、
なっしー餓鬼がローカル線乗りつぶし戦に挑んだのだった。
いつもだと、ここをこう回って、この辺で昼飯、こっちを回って帰ってくれば有意義な(要するに遠回り)乗り方が出来るととても雑ではあるが大まかなプランを立てて出掛ける。
ただ、なっしー氏も一応は学者だが、どちらかと言うとあまり綿密な検討は得手で無いので、
たいていの場合、というよりいつもだが、ざざっと考えて前後の見境なく論文を書き始め、
マス目(今やマス目ではなくパソコンの画面だが)を埋める。
その執筆スタイルが今回の旅行でも踏襲された。
大急ぎで、何しろ距離をこなさないといけないので(←いや、何も距離をこなす必要がある分けではないんだが、同じ料金なんだから出来るだけ長距離をこなしたいという貧乏人根性に過ぎない)、
結局何だか嘗て来た道、要するに土地勘のある(乗り勘のある)路線の再探訪になって仕舞った。
なのに、こんなに頑張ったのに、残念な事にとうとう1枚残って仕舞ったのだった。
そんな、大きな後悔の残る夏休みだった。
良い年になったんだから、ダボハゼが食いつくような、がーっとただ乗るだけのテツ的乗り方ではなく、
(いやテツがどういう乗り方をするのか分からないが、何しろ全駅踏破と言うような偉業を成し遂げた人が少なくとも一人はいるので、恐らく何十人、何百人の踏破者がいるんだろうが、そういう人たちはこんなガサツな乗り方をしないだろう)
ゆっくり、優雅な、お年寄り68切符的な(何がお年寄り的か分からないが)乗り方をそろそろと思わないわけではないが、
いやいや、まだまだ『青春18切符』を18歳のガキみたいに乗り続けるぞ!
と言っては見たものの、同行二人のゆっくり旅もそれはそれで楽しいだろうが、
結局かみさんとはそれがで出来なかった。
ま、いつか再会したらそれを楽しむとして、今は今。
ガキの遊びに徹するぞ!
早く来い来い冬休み ^_^
独り身の身軽さで十分こなせると思っていたのだが、
夏休みのスクーリングでの1週間ぶっ続け講義があり、
それが終わって直ぐに8日?9日?間のベトナム出張。
へばってしまって(何しろこの夏休み中に65になっちゃいましたからね)ベトナムから帰ってからはゴロゴロ無為徒食の日々を漫然と送っていた。
いや、無為徒食の日々はこの夏休みだけではなく、ここ何年か、いや、人生そのものがそうなんだが、
バージョンアップされた強力無為徒食を送っていた。
ふと気づくと青春切符8枚、と言うか正確に言うと2枚計8乗車分が残っていた。
そうなると漫然と日々を送るわけには行かず、
1週間ほど飲まず食わずだった餓鬼の目の前に料理の山が置かれたような感じで、
なっしー餓鬼がローカル線乗りつぶし戦に挑んだのだった。
いつもだと、ここをこう回って、この辺で昼飯、こっちを回って帰ってくれば有意義な(要するに遠回り)乗り方が出来るととても雑ではあるが大まかなプランを立てて出掛ける。
ただ、なっしー氏も一応は学者だが、どちらかと言うとあまり綿密な検討は得手で無いので、
たいていの場合、というよりいつもだが、ざざっと考えて前後の見境なく論文を書き始め、
マス目(今やマス目ではなくパソコンの画面だが)を埋める。
その執筆スタイルが今回の旅行でも踏襲された。
大急ぎで、何しろ距離をこなさないといけないので(←いや、何も距離をこなす必要がある分けではないんだが、同じ料金なんだから出来るだけ長距離をこなしたいという貧乏人根性に過ぎない)、
結局何だか嘗て来た道、要するに土地勘のある(乗り勘のある)路線の再探訪になって仕舞った。
なのに、こんなに頑張ったのに、残念な事にとうとう1枚残って仕舞ったのだった。
そんな、大きな後悔の残る夏休みだった。
良い年になったんだから、ダボハゼが食いつくような、がーっとただ乗るだけのテツ的乗り方ではなく、
(いやテツがどういう乗り方をするのか分からないが、何しろ全駅踏破と言うような偉業を成し遂げた人が少なくとも一人はいるので、恐らく何十人、何百人の踏破者がいるんだろうが、そういう人たちはこんなガサツな乗り方をしないだろう)
ゆっくり、優雅な、お年寄り68切符的な(何がお年寄り的か分からないが)乗り方をそろそろと思わないわけではないが、
いやいや、まだまだ『青春18切符』を18歳のガキみたいに乗り続けるぞ!
と言っては見たものの、同行二人のゆっくり旅もそれはそれで楽しいだろうが、
結局かみさんとはそれがで出来なかった。
ま、いつか再会したらそれを楽しむとして、今は今。
ガキの遊びに徹するぞ!
早く来い来い冬休み ^_^
コメント
ご健康とご活躍を、心からお祈りします。
なお、私の本名と前職は、
早稲田法学第78巻第3 号(2003年)をご覧になればお分かりになれます。
逆送について長々と論じています。