明日にでも辞めたい。
夏休みが終わろうとしているが、やっと今日から夏休みの気分だ。

何しろこの夏休みは、スクーリングやら海外インターンシップの付き添い、ゼミ合宿などなどなど、夏休みとは言えやるべきことは多かった。

まず、前期の学期が終われば試験がある。

試験が終われば採点をしなければならない。採点をした後で、最初に述べた様々なプラスアルファの仕事が待っているわけだ。

いま、我が社は半期制と言うか、今風に言うとセメスター制と言うが、

半期で授業が完結する。ということは科目、単位数によっては週2回の講義がある。

頭の中に何と無く沈殿して行くような形で理解が進み、理解が深まるというタイプの人間にとっては、

この短期集中制はあまり良い制度だとは思えないのだが、

他方で集中して勉強した方が良いんだという考えもあって、

どちらも一理ある。

が、長〜く時間をかけて、麹が発酵し、酒が旨味と深みを出すように、

長く時間をかけて、思考も、記憶も、理解も進み、深みを持ってくる、はずだ。

前期でやったことを夏休みをかけて沈殿させ、まぜ合わせ、発酵させ、

それを踏まえて後期にその発展型を学び、理解し、本当の理解が深まるようになる。

いや、復習などしなくても時間をかけて沈殿して行くだけでも大きな効果があると思う。

大学の学問とはそんなものかと思うのだが、

今の大学も、学生も、専門学校で技術を習うような感じで学び、学ばせている。

まあ、教育学では、高等教育とは、人口比で精々20%くらいがこなせるようなものなんだそうだが、

現在の大学進学者は、旧制中学進学者の数倍はいるのではないか。

ということで、今では、人口比20%以内の銘柄大学だけが『大学』の名に相応しく、そのうちの半分か4分の1くらいが『良い』大学だとされることになる。

それだけ大学生が水ぶくれしているので、勿論教員も水ぶくれ。

でこのしょうもないなっしー氏も水ぶくれした大学の水ぶくれのおかげで職にありつけた教員に過ぎないのだが、

周りを見るとなにを勘違いしているのか、『俺は偉い』と思っている奴らが結講いる。

こういう景色は見たくない、早く引退したいと思うのだが、

何しろ老後の蓄えがない自転車操業なものだから、

もうちょっと学生諸君には我慢してもらう以外にない。

嗚呼!

でも、明日にでも辞めたい。

※ 何だか久しぶりは久し振りなんだが、ここ数日来?いや 数週間? いろんなことが憑き物が落ちたような感じで、いや何よりも眠れるようになって来た。ずっと、眠っていても眠っていない。眠っていてもずっと夢を見ているようで、半分起きているような、そんな感じが続いていた。
… … … と言っても、この感覚も、いやこう言っているなっしー氏もまた雲隠れするかも知れないが、何れにしても夢を見ずに眠れて、朝、目覚めた時、身体と頭が軽くなっている、ような気がする。
あ、頭は元々軽いか^_^。



コメント

yasai
2014年9月6日19:56

明日にでも辞めたいなんて なんと羨ましい
女房と子供2人抱えて まだ 僕は そんな 贅沢な事を言えません

yasai
2014年9月6日19:58

知識を沈殿させ発酵させて 自分の物にする 良いですね 使わせて下さい

nassie
2014年9月11日8:33

明日辞めちゃうと年金だけでは生きていけないし、蓄えもないんですが、もう働くのが嫌になっちゃっています。でも5年間合計で考えると千万単位の収入減になってしまいますので我慢して頑張ります。学生やひょっとしたら他の教職員から早くやめないかな、と思われているかもしれませんが。

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