一日が、一週間が短い。

 こんな調子だと、古希まで生きたとしてもほんの数年だが、

それは実感としてはホンの数ヶ月か。

 米寿まで行ったとしても実感はホンの2、3年。

 一日一日を大事にしないといけないのに、なんと言うことなく、何もすることなく今日ももう夕方だ。

 2時間かけて自宅に帰ると、もう眠る時間で、眠ってしまえば後は明日の朝。

 いしいひさいち氏の『バイト君』だったと思うが、

やることが無くて、退屈で退屈で、じりじりと、

暑い暑いアパートの部屋に夏のうだるような日差しが差し込む。

 部屋の中が暑いので、その日差しを避け、太陽の動きに押されて、

一日かけて部屋の隅に追い詰められていくマンガがあったが、

そのくらい若いときの何もすることの無い夏の一日は、

長く、長く、暑く退屈な一日だった。
 
 このどうしようもなく、長い長い、うだるような暑さと、どうしようもない倦怠が、

今どこに行ってしまったんだろう?

 同じようにやることも無い、何もしない一日なのに、ふと気づくと夕方になり、

ふと気づくと夜中になっていて、

ふと気づくと朝になっている。

 あの頃の時間感覚で言うと3、4時間くらいの長さが、今や1日だ。

今の1日は、あの頃の4時間くらいの重みしかない。

 あと10年生きるとして、実感としてはホンの2、3年位の長さ、重みだろう。

10年が5年だとしたら?

 夏、シルクロードに行ってこようかな?

 動けるうちが、行けるうちが花。

※ 分かり難かったので書き直しました。
 

コメント

ミカエル
2014年4月27日12:01

そんなに、や事が無いんだったらバドミントンしませんか?
体力、つきますよ?
骨も、30代の強靭さを、持つようになります。

時間が、いくら、あっても、体力が無くちゃね、なんになりやしませんから…

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