ウトウト中 → 軽いやつ
2014年3月13日 日常 コメント (1)今、雪の小海線に乗っています。
帰ったら報告しますが、
ウトウトウト中。
今日アップは無理かも…。
の帰り道です。今18:30。
--------------
『 軽いやつ』
大学に届け物をして、中央線を西に取り、さらに北に向かって小海線を経て高崎に至る。
中央線、小海線は最近の18切符なっしーさまの御用達、お馴染みのルートだが、
何だかず〜っと昔に通ったことがあるような気がしてならない。
河合塾の伝説の講師と言われた又従兄弟が、
引退後清里でペンションをやっていて
(というよりやっていたと言う方が正しいか。今はあの辺りの考古学遺跡を掘っている、はず。信州には、随分古い、そしてとても重要な遺跡が多くある、とある大物考古学者から聞かされたことがある)、
小海線そのものはまさしく我が家の庭見たい(なほどではないが)に親しい仲なのだ。
が、それと違って、小海線が何と無くカルピスの味がする、
ような感じがする。
浪人して入学した大学を中退したのは以前書いたはずだが、
その頃のことが小海線とダブって、
はっきりとではなく何となくぼんやりと浮かんでくる。
カルピスの味の主は、ブラジル帰りの一つ年上の人だった。
まだまだ日本企業が海外展開するのが珍しい時代、60年代に、
中高生の数年間をブラジルで過ごして来た人だった。
サンバって、悲しくって苦しくってもう生きていけないような状況で、
1年間じっと耐えていたその苦しみをうわーっと吐き出してしまうものなんだよね、
とボソっと話すのをサークルの合宿で、2人で星を見に行った時に聞かされた
(ひょっとしたら盆踊りも同じかも。今はお祭りが豪華絢爛になっていて見世物化、商業化されているけれども、元々はず〜っと抑えられているものを疑似的に爆発させて溜まった空気を吐き出させる。祭りってそういう役割を担って来たはずだ)。
だから、商業化されて、とっても軽くて心地良いセルジオ・メンデスのボサノバなんて真っ赤なニセモノ。
えっ? あの セルジオ•メンデスがまがい物?
歌謡曲しか知らなかった田舎者が、洋楽に目覚めて、
すごいすごいと思っていた普通の洋楽
(たとえばビーチボーイズ。もちろんビートルズ、ローリングストーンズもすでに入ってきていた)を、
蹴っ飛ばしてしまうかもしれないと思っていたセルジオ•メンデスのサンバ(らしきもの)が、
これが真っ赤なニセモノだなんて!
我ながら、何にも感じることの出来ない無知で、無能で鈍感な奴だ思い知らされたのだった。
そして、この前から、八高線を通る度に、そんな事は無かったはずなのに、
彼女と八高線を旅行したことがあるような気がしてならないのだ。
窓外の景色が、40年前を思い起こさせるのだろうか。
最近も何度か通っているので、景色に見覚えがあること自体は不思議でも何でもない。
だが、一緒に彼女と窓のこちらから、この窓外の景色を見ていた事があったような気がするのだ、が、そんな事は無かったはず。
ぼそっと話された40年近く前のそのショックは、
山中湖でのサークルの合宿の時の事だったが、
今日の、というか先日からの窓外の景色が、山中湖の景色と重なって、
ひょっとしたらその声をもう一度耳に届けたのかもしれない。
ただそれも、年取って昔が懐かしくて仕方ない半ボケ老人の、
ちょっとしたノスタルジーに過ぎないんだろうけど。
普通の少年だった若きなっしー君は『ワシントンスクエア』が好きだったなあ。
あとはペイント•イット•ブラックかな?
ビートルズよりローリングストーンズ。
思想性も音楽性もビートルズの方が上なんだろうけど、ローリングストーンズの方が好き。
あ、ビーチボーイズも。
ローリングストーンズはともかく、ビーチボーイズとは、我ながら軽〜い人間やなあ。
と同時になんとノスタルジックな今日この頃 (^_-) 。
帰ったら報告しますが、
ウトウトウト中。
今日アップは無理かも…。
の帰り道です。今18:30。
--------------
『 軽いやつ』
大学に届け物をして、中央線を西に取り、さらに北に向かって小海線を経て高崎に至る。
中央線、小海線は最近の18切符なっしーさまの御用達、お馴染みのルートだが、
何だかず〜っと昔に通ったことがあるような気がしてならない。
河合塾の伝説の講師と言われた又従兄弟が、
引退後清里でペンションをやっていて
(というよりやっていたと言う方が正しいか。今はあの辺りの考古学遺跡を掘っている、はず。信州には、随分古い、そしてとても重要な遺跡が多くある、とある大物考古学者から聞かされたことがある)、
小海線そのものはまさしく我が家の庭見たい(なほどではないが)に親しい仲なのだ。
が、それと違って、小海線が何と無くカルピスの味がする、
ような感じがする。
浪人して入学した大学を中退したのは以前書いたはずだが、
その頃のことが小海線とダブって、
はっきりとではなく何となくぼんやりと浮かんでくる。
カルピスの味の主は、ブラジル帰りの一つ年上の人だった。
まだまだ日本企業が海外展開するのが珍しい時代、60年代に、
中高生の数年間をブラジルで過ごして来た人だった。
サンバって、悲しくって苦しくってもう生きていけないような状況で、
1年間じっと耐えていたその苦しみをうわーっと吐き出してしまうものなんだよね、
とボソっと話すのをサークルの合宿で、2人で星を見に行った時に聞かされた
(ひょっとしたら盆踊りも同じかも。今はお祭りが豪華絢爛になっていて見世物化、商業化されているけれども、元々はず〜っと抑えられているものを疑似的に爆発させて溜まった空気を吐き出させる。祭りってそういう役割を担って来たはずだ)。
だから、商業化されて、とっても軽くて心地良いセルジオ・メンデスのボサノバなんて真っ赤なニセモノ。
えっ? あの セルジオ•メンデスがまがい物?
歌謡曲しか知らなかった田舎者が、洋楽に目覚めて、
すごいすごいと思っていた普通の洋楽
(たとえばビーチボーイズ。もちろんビートルズ、ローリングストーンズもすでに入ってきていた)を、
蹴っ飛ばしてしまうかもしれないと思っていたセルジオ•メンデスのサンバ(らしきもの)が、
これが真っ赤なニセモノだなんて!
我ながら、何にも感じることの出来ない無知で、無能で鈍感な奴だ思い知らされたのだった。
そして、この前から、八高線を通る度に、そんな事は無かったはずなのに、
彼女と八高線を旅行したことがあるような気がしてならないのだ。
窓外の景色が、40年前を思い起こさせるのだろうか。
最近も何度か通っているので、景色に見覚えがあること自体は不思議でも何でもない。
だが、一緒に彼女と窓のこちらから、この窓外の景色を見ていた事があったような気がするのだ、が、そんな事は無かったはず。
ぼそっと話された40年近く前のそのショックは、
山中湖でのサークルの合宿の時の事だったが、
今日の、というか先日からの窓外の景色が、山中湖の景色と重なって、
ひょっとしたらその声をもう一度耳に届けたのかもしれない。
ただそれも、年取って昔が懐かしくて仕方ない半ボケ老人の、
ちょっとしたノスタルジーに過ぎないんだろうけど。
普通の少年だった若きなっしー君は『ワシントンスクエア』が好きだったなあ。
あとはペイント•イット•ブラックかな?
ビートルズよりローリングストーンズ。
思想性も音楽性もビートルズの方が上なんだろうけど、ローリングストーンズの方が好き。
あ、ビーチボーイズも。
ローリングストーンズはともかく、ビーチボーイズとは、我ながら軽〜い人間やなあ。
と同時になんとノスタルジックな今日この頃 (^_-) 。
コメント
まがい物ではなく
演歌もあればポップスもあると いう感じで
英語を混ぜた流行歌もありました