苺のムース

2014年2月4日 日常
近所にとても美味しいんだがやっていたり閉まっていたり、

一体商売やる気があるのか、と言った感じの気ままなイタリアンレストランがある。

家族の誕生日はいつもここでやっていたのだが、

今や家族がいなくなってしまって、

最近ちょっと足が遠のいていた。

食べに行っても、何しろやっていない、開いていないリスクがある。

隣に、これもとても美味しいし、この前のトルコ旅行を世話して貰ったトルコレストランがあって、

相互のセイフティネットが一応はないではないが、

昨日は珍しくイタリアンの方がやっていて、トルコが閉まっていた。

つい先日、イタリアンが閉まっていて、トルコで、たった一人、貸し切り状態で食べたばかりだ。

という風に、ここに食べに行くのはなんとも、リスキーな話なのだ。

要するに、さてイタリアンに行くぞと出かけたわけでなくて、

早めに散歩を済ませようと横浜からの帰りにふとその前を通りかかっただけのこと、

遊歩道への途中、国道1号の反対側から見ると、イタリアンが開いていたというわけだ。

もう慌ててしまって、車が少なかったのをこれ幸いと突っ切ってしまった、

天下の東海道、国道1号の片側2車線を一気に。

フランスでは道路を渡るには、所構わず、片側ずつ渡って、

センターラインという川中島(島でも何でもないのだが)で止まって、

車の流れが途切れるのを待って、これで良しと残りのもう片側を渡るというのが普通の渡り方なのだ。

以前、初めてのフランス留学から帰って、駅に向かう国道1号でそれをやっていて、

『ばっかやろう! ひき殺すぞ!!」

と怒鳴られた事があった。

家に帰ってプンプンしながらかみさんにその話をしたところ、

そのばっかやろうの所でかみさんの友人のご主人が死亡事故に会われたそうで

(そのせいかどうか、その後センターラインに沿って金網のフェンスが張られた)、

かみさんにこっぴどく叱られ、それ以来、子育て中でもあったので、

まあ、ほとんどというか概ねというか、

フランス方式はやめにしていたのだが、

空いた道路に、久しぶりにフランス人に戻ったのだった。

何しろ信号と信号の中間で、信号まで戻ると分単位で結構な時間がかかる。

渡ってしまえば本の数秒だ。

で、その日本人の顔をしたフランス人が食べたイタリアンだが、

美味い! いや、本当に美味い!!

のだが、はて、何を食べたっけ?

ということになるのを予想していたのか、手帳にメモしてあった。

パスタ。 はて? 何パスタだか分からないが

(そこはメモが無い。流石に大丈夫だと思ったのだろうが、最近のなっしーさんはかなり手強い。でも、クリームソース? と出まかせに書こうとしたら、あ!マルゲリータ。マルゲリータだった。だが、普通日本でマルゲリータと注文して出てくるものとはちょっとというか大幅に違う、気がする。が、じゃあマルゲリータってどんなものと訊かれても分からないのだが)、

ちょっとアルデンテすぎる感じがしないわけではなかったが、

いや、何てうまいんだろう。

さらに、デザートのイチゴのムース。これが、いやこれも絶品。

これも世間で出回っているイチゴのムースと称するものが、それなあに、と思えるほどのムースだ。

と言うことで、〆て2050円。

お後がよろしいようで、と夜明けのドトー◯でこれを書いたのだった。


※ 長い(^^;; 自分が読者だったら、絶対ここまで来る前にバタンとページを閉じちゃうな。 ということはこれを書いても意味ないと言うことか (^^;; (^^;;。ここまで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

※※ それにしても寒い。猫はこたつで丸くなり、なっしーさんはソファーで毛布を被ったウナギになる。


コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索