遅かりし、由良の助。
 今年は入試の出題が無い。

 これをやると胃が痛くなる。

 昔教え子に、

『先生は網の目は荒いのに、糸は細いよね』

と言われたとDNに書いたことがある(ような気がする)が、

まさしくその通りだ。

 何かあると眠れなくなる。

 が、ある程度眠れない日々を過ごすと、

そんなことあったっけ?

っていう感じで、ガーガー眠るのだ。

 いや、そうやってバランスを取っているのだ、と言えば聞こえは良いが、

やっぱり能天気なんだろう。

 助手だったか院生だったかの時に、先輩が急に病気になってピンチヒッターとして専門学校で資格試験の講義をした時に、

生まれて初めて『胃が痛い』というのは単なる喩えで『痛い気がする』のではなくて、

本当に痛くなるのだ、と言うことを学んだ。

 と言うことは一度このDNで書いた(気がする)が、

書いた本人があやふやなのに、読んだ人が覚えているはずは無いのだから、

知らん顔をしていれば良いのに、と思うのだが、

実は世間にはそういったことを事細かく、しっかりと覚えている人が結構いると言うことも今では分かってきた(積もりだ)。

 まあ、若かった頃はメモをとらないでたいていのことは覚えていたし、再現できたし、

忘れちゃうようなことは結局忘れても良いことなんだ、と思っていた。

 が、いまや時代は移り変わって、

何もかも忘れる時代、というか年代に突入してしまった

(最近ちょっとこの話題ばかりだ、なっしーさんの日記)。

 こうなるとメモをとる習慣が無かった者はイチコロだ。

 メモ魔という人種が(カミさんがそうだった)いるが、自分は不メモ魔。

 あと何年生きていくのか知らないが、メモをとる練習だけはしておきたいが、

遅かりし由良の助。

 むしろメモと言えば、ひょっとしたらこのDNが唯一のメモかな?人生の。  

 
 ※ まだ片付かないが、カミさんの遺品を整理しながら、ついつい手帳に見入ってしまう。手帳と言うよりダイアリーだが、へたくそな字であるが、しかし簡潔明瞭に書かれてあって、本当にメモも練習しないとダメなんだと改めて思ってしまう。でももう今さら良いかと思ってしまうのが、ダメな証拠か、な?

 ※※ そういえばつい先日、さあDNを書き上げたと思ってUPしたら、その数日前に同じことを、もちろん、多少表現は違うが、UPしていることに気づいて消したことがある。
 ということをどっかで書いてないだろうな、つい先日。

コメント

yasai
2014年1月16日7:32

学生さんも 同じ事を 同じ様に 聞きたいのですよ
変化と言う試練 は 誰にでも 同じはずだと 僕は 勝手に 思い込んでます

nassie
2014年1月16日8:41

しゃべった方があんまり覚えていないのを漫然と聞いた方が覚えているわけ無いんですが、でも、あれ?ここはいつか来た道、という感覚だけはあるんじゃないでしょうか? それがどこにあってどこに連なる道かは分からないにしても。

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