御用達のヨドバ×の地下に、ミシュラン星付きのラーメン屋

(のチェーン? 暖簾分け? ※ 改めて見直ししたら香港の店が星を取ったそうだ)

がある。

しばらく前に気づいていたが、いつも長蛇の列なので、

気になりながらも敬して遠ざけていた。

が、昨日の昼に、ちょっと早めに通りすがったら、待たずに食べられそうなので、入った。

トンコツを食べる。

麺の量が極めて少ないが、お代わり自由、ではなく、替え玉券を1枚くれる。

今まで、色んなところで、星つきは何度か、また2つ星は1,2度食べたことがあるが、

残念なことに財布が小さく、金庫も小さな我が家の家計はあまりの贅沢を許さない。

いや、小さいのは財布だけでなく、肝っ玉も小さい。

星つきだと言っても飛び込むことは、財布も肝っ玉も許さないのだ。

ストラスブールから少し離れたところに、三ツ星レストランがある。

先代が亡くなってお嬢さんが後を取ったが、星二つに落ちてしまって、

何年も苦労、努力し三つ星に返り咲いたそうだ。

行ったことはないが、ここの道を向こう側に走るとそのレストランがあるよ、と教えられたことが何度かあった。

が、行く勇気が、いや行けるほど大きな財布の持ち合わせがなかった(無い!)のでとうとう行かなかった。

バカな話だ。

今行こうとしたら航空運賃を含めて数十万かかる。

あの時行っておけば交通費もコミコミでホンの数万円(!)だったのに。

が、勇気が無かった。

で、その反省に立って、清水から飛び降りるかのように星付きラーメンを食べたのだった。

トンコツ。 非常にマイルドだ。トンコツは本当はギタギタ脂ぎったのが好きだ。

あっさりラーメンを食べたければしょう油ラーメンにすれば良いというのが、

なっしー氏のポリシーなんだが、いや、ここのトンコツは良い。

ところで、話が行ったり来たりするが、

ミシュランの星つきの数は、国別で言うと確か日本が一番だと思れるが、

日本の食のレベルは群を抜いて高い。

ドイツあたりだとヤギか牛に食べさせるのかと思われるようなのが結構な値段で振る舞われる。

フランスにいた時、レストランで食事をする度に、こんなに美味しいもの食べたの生まれて初めてを連発していた長男が、

たしかフランクフルトで、こんな不味いもの食べたの生まれて初めてと言った話をここで以前書いたような気がするが、

でも、不味くってももう一度ドイツに行って見たいという倒錯的願望が目覚めつつある。

本命はドイツではなく、ドイツを越えて北欧なんだが、

拠点を一度確保して、そこからカビが生えるように拡がって行くというのがなっしー氏の流儀ではある。

春休みに行って見たいと思っていたが、

ダメになってしまった。

昨日、コートのバーゲンをやっていて、

ボロボロになった皮のコートの替えを、店員に勧められるままに買って帰って、

カードの数字を見たら、0が一つ多かった。

確かに凄く着心地は良かったのだが、

洗いつくして白くなり、裾が綻びたGパンをはいて、

着古した手編みのセーターを被った爺さんに売りつけるような代物じゃ無いだろうに。

向こうも本当に買うとは思わなかったに違いないが、

これって、瓢箪から駒?

駒のなっしー氏は、今、自分が回るのではなく目が回っている。


※ 瓢箪から駒じゃなく濡れ手で粟かな?




コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索