年をとって来たとつくづく感じる。
一番は睡眠時間が少なくなって来た。
カミさんが亡くなってから一年半。亡くなった直ぐは、まるで眠れなかった。
床について横になる。じっとしている。目が覚めたままだ。
徹夜を続けると(論文を書いている時など昔はよくあった)、妙に頭が醒めていて眠っているんだが眠っていないんだか分からない、そんな日が続くが、
それとはちょっと違うが、
横になっても眠れない。ず~っと、何だか夢か現か、生きているのか死んでいるのか分からない
(死んだら何も感じないのかもしれないが、なんだか感じるのではないかと思わないではない)、
そんな感じで横になっているのだが、でも眠ってはいない。
起きて仕事をしていても夢の続きのようだ。
眠っていても起きている時のことが続いてるかのようであると同じように。
ただ、常に頭が重く痛みを感じる。
朝起きたとき、今日が何日なのか、何曜日なのか判らないことが続く。
時計を見る。
5時? 今5時?
朝の5時? 夕方の5時?
起き上がってみると朝であることが分かる。
そうか。それなら仕事に行かなければ。
でも、何曜日? ああ、火曜か。 出講日だな。
そうやって仕事に行き、講義をやるんだが、そんなことの全てがまるで夢の中の出来事のようだ。
頭が睡眠不足の所為かどうか、いつも重く、痛い。
頭の芯が、ちくちくと言うよりも、もう少し鈍い感じで痛い。
後ろ首の少し上の辺りで頭の中の方。
そんな毎日を送りながら、
そうこうしている内に、カミさんが亡くなって数ヵ月後のことだ。
義母がどうやって転んだのか分からない、本人もどうしてそうなったのかまるで分からなかったのだが、
トイレから自分の部屋に帰る時、部屋の入り口で転んで、動けなくなって、
そのまま救急車で運ばれた。
入院して直ぐ、
『もう2度と普通の生活に戻れない(すなわち寝たきりになる)と覚悟してくれ』
と主治医からも婦長その他病院の誰からも言われたのだが、1月ほどの入院で無事退院。
ただ、義母と2人だけの生活は大変なので
(とりわけ出張に行けない)、
区役所の担当者、民生委員その他様々な人がそれぞれ動いてくれて、
数ヵ月後に老人ホームに入った。
で、ほっとしていたら、その数ヵ月後に脳梗塞を起こし、日に日に病状は悪化し2ヶ月ほどで息を引き取った。
100歳を過ぎているのだから仕方が無いが、こうして1年ちょっとの間に、カミさんと義母をなくし、
子供たちは独立し、建坪45坪に一人住まいの日々を送っている。
まあ、これはこれで良いんだが、おしゃべりで誰かといつも話していないと気がすまないものとしてはちょっと話し相手が欲しい。
で、大学にせっせと通い、共同研究室のパートさん相手に暇つぶしをし、
時々授業を行い、時々DNに書き込みをし、ぶつくさぶつくさ言いながら毎日を過ごす。
が、物言わぬは腹膨るる技なりというが、ぶつくさぶつくさも含めて口を動かしてばかりいる所為か、
いつも空腹だ。
さっき、午後3時半に、(長崎ちゃんぽんの皿うどん)夕飯を食べてきたばかりなのに、
さあ、日も落ちたことだし夕食に行こうとふと思ってしまって、あらら、
さっきもう入らないと思いながら一生懸命に食べたばかりだったことを思い出してしまった。
それにしても胃袋が伸びてしまっているようだ。
まだまだ若い?
ただ、ちょっと食べると満腹感に満たされる、 … … …、が、直ぐに空腹感に襲われる。
要するに胃も弾力性を欠いているってことだな。
まさしくこれぞ老化。 いや蝋化? 硬いようで直ぐ溶ける。
一番は睡眠時間が少なくなって来た。
カミさんが亡くなってから一年半。亡くなった直ぐは、まるで眠れなかった。
床について横になる。じっとしている。目が覚めたままだ。
徹夜を続けると(論文を書いている時など昔はよくあった)、妙に頭が醒めていて眠っているんだが眠っていないんだか分からない、そんな日が続くが、
それとはちょっと違うが、
横になっても眠れない。ず~っと、何だか夢か現か、生きているのか死んでいるのか分からない
(死んだら何も感じないのかもしれないが、なんだか感じるのではないかと思わないではない)、
そんな感じで横になっているのだが、でも眠ってはいない。
起きて仕事をしていても夢の続きのようだ。
眠っていても起きている時のことが続いてるかのようであると同じように。
ただ、常に頭が重く痛みを感じる。
朝起きたとき、今日が何日なのか、何曜日なのか判らないことが続く。
時計を見る。
5時? 今5時?
朝の5時? 夕方の5時?
起き上がってみると朝であることが分かる。
そうか。それなら仕事に行かなければ。
でも、何曜日? ああ、火曜か。 出講日だな。
そうやって仕事に行き、講義をやるんだが、そんなことの全てがまるで夢の中の出来事のようだ。
頭が睡眠不足の所為かどうか、いつも重く、痛い。
頭の芯が、ちくちくと言うよりも、もう少し鈍い感じで痛い。
後ろ首の少し上の辺りで頭の中の方。
そんな毎日を送りながら、
そうこうしている内に、カミさんが亡くなって数ヵ月後のことだ。
義母がどうやって転んだのか分からない、本人もどうしてそうなったのかまるで分からなかったのだが、
トイレから自分の部屋に帰る時、部屋の入り口で転んで、動けなくなって、
そのまま救急車で運ばれた。
入院して直ぐ、
『もう2度と普通の生活に戻れない(すなわち寝たきりになる)と覚悟してくれ』
と主治医からも婦長その他病院の誰からも言われたのだが、1月ほどの入院で無事退院。
ただ、義母と2人だけの生活は大変なので
(とりわけ出張に行けない)、
区役所の担当者、民生委員その他様々な人がそれぞれ動いてくれて、
数ヵ月後に老人ホームに入った。
で、ほっとしていたら、その数ヵ月後に脳梗塞を起こし、日に日に病状は悪化し2ヶ月ほどで息を引き取った。
100歳を過ぎているのだから仕方が無いが、こうして1年ちょっとの間に、カミさんと義母をなくし、
子供たちは独立し、建坪45坪に一人住まいの日々を送っている。
まあ、これはこれで良いんだが、おしゃべりで誰かといつも話していないと気がすまないものとしてはちょっと話し相手が欲しい。
で、大学にせっせと通い、共同研究室のパートさん相手に暇つぶしをし、
時々授業を行い、時々DNに書き込みをし、ぶつくさぶつくさ言いながら毎日を過ごす。
が、物言わぬは腹膨るる技なりというが、ぶつくさぶつくさも含めて口を動かしてばかりいる所為か、
いつも空腹だ。
さっき、午後3時半に、(長崎ちゃんぽんの皿うどん)夕飯を食べてきたばかりなのに、
さあ、日も落ちたことだし夕食に行こうとふと思ってしまって、あらら、
さっきもう入らないと思いながら一生懸命に食べたばかりだったことを思い出してしまった。
それにしても胃袋が伸びてしまっているようだ。
まだまだ若い?
ただ、ちょっと食べると満腹感に満たされる、 … … …、が、直ぐに空腹感に襲われる。
要するに胃も弾力性を欠いているってことだな。
まさしくこれぞ老化。 いや蝋化? 硬いようで直ぐ溶ける。
コメント
「寝い時には寝るしかない」というのが私の座右の銘なのです。
このせいで、私はいまだに准教授になれないのでしょうか。
実は、詳しくはお話しできませんが、
某大学の准教授か助教の公募が本当に珍しくもあったのです。
その中間で専任講師という線も否定できません。
でも、こう書くと、どこかお分かりになってしまうでしょう。
いずれにせよ、「宝くじは買わないと当たらない」と思って応募したのです。
やっぱり外れ籤なのでしょうか。
岩井宜子(いわい・よしこ)さんという方と関係のある大学です。
ただし、定年退職された所ではありません。
上手だと 思います
どこがで使わせて頂きたく