娘が同居しようと言ってきた。

 ありがたいことだ。

 自分たちも義父が亡くなったところで義母と同居を始めたので、それと同じと言えば同じなんだが、

独居老人が子供たちに見放され、老人ホーム入り、孤人ホーム入りになることが多い昨今、

面倒な爺さんを引き取ろうなどと、わが子ながら殊勝な心掛けだ。

 が、とりあえず断った。

 と同時にレンジをIHに替えたことを思い出した。

 まだ使っていないのでなんとも言えないが、

外食にも飽きてきたのでそろそろ自分で食べるものくらい作ろうと思い始めていた。

 いや、そう思いつつつい億劫なので外食で済ませていたが、

飽きてきて、食べるものがなくなって来たたところだ。

 が、まず最初にIH用の鍋、釜フライパンを用意しなくちゃならないが、

まるでそれをどうしたら良いのか分からない。

 スーパーに行けば売っているんだろうが、

と思ったところで、そうか、電気屋さんにいけば良い。

 IHを買った電気屋さんに行けば良いことに気づいた。

 いや、まてよ。どうせ鍋釜の類い。スーパーでそこらへんのものを買ってくれば良いんじゃないか。

 心が揺れる、と言うほどではないが、まあ、帰り道ぐだぐだ考えて、

決断しよう。

 それにしても昼の定食。ゲップがでる。

 自分で作ればもっと胃腸と財布に優しい料理になるんだろうか… … …。

 やっぱり家族手当付のお手伝いさんかな。  

 いや、やっぱりそれも面倒だな。

 自分で夕食用意するのが一番手っ取り早い(^ ^ ;  。.


 ※ なんかあんまり気力がなくて何もかも億劫で仕方がない。ああ、これがあの有名なアパシーかなどと感心、と言うか納得しているが、ただ少しずつノーマライゼーションが進み始めている、… … …ようだ、と言うか、ような気がする。

コメント

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2013年11月13日20:34

nassieさま

本当に良くできたお嬢さまですね。
私も自分の親のことは気にかかりますが、主人はどうでしょう?
私の親のことまで頭にないのかも知れません。
だから、お嬢さまだけじゃなくてそのご主人もえらいな、と感心させられます。
私達よりずっとお若いのに。
nassieさまはお幸せですね。

nassie
2013年11月14日13:51

長女の旦那さんは今イギリス留学中なので当面は大丈夫ですし、同居がいやなら近くのマンションにでも引っ越して来いと言われています。ただ、ただ30年住んだ家、自分たちで色々頭を悩ませて建てた家、子育てをした家にもうしばらくはすんでいたいものです。実はこの家を建てたときのセールスの方は、持病をお持ちで(まだお若かったのですが。もちろん後で知らされたことですが)最後の仕事になるかもしれない事を十分意識した上で、最高の設計士、最高の施工業者を用意しますとおっしゃって、そのセールスの方と設計士とわれわれ夫婦で何度も何度も打ち合わせを繰り返して建てた物で、完成したときに社内で賞を取ってPR誌に写真入りで紹介されたりしたものです。増改築して(このときの業者も設計士もぺけでした)、しかも年を経てその面影はなくなってしまいましたが…。

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