眠れない日が続いていたと言う話しはここで書いた(気がする)。
カミさんがいなくなったのは、去年の4月。
しばらくは眠れなかった。
ベッドに入ってもずっと目が覚めている。
ずっと起きっぱなしということはありえないので眠っていたに違いない。
しかし、頭にはずっとスイッチが入ったまま。
動いているのを感じる。
夢か現かというが、少なくとも脳がアイドリングというよりはクリーピングしている。
夢を見ている。
眠っているときにも何だか脳が働いている。
働いていると言うより単に動いている、物理的に動いているのを感じる。
そういう日々が1年ほど続いた。
ちょうど1年とちょっと経ったところで義母が入院した。
眠れない上に見舞いに行かなければならない。
片道1時間半くらいか、授業帰りに見舞いに行く。
行ってもお元気ですか、と言って顔を見て帰るだけだ。
それが3ヶ月続いた。
義母が亡くなった後も、病院にこそ行かないが、なんだか悔いが残る。
自分で優しい人間ではない、暖かい人間ではない、冷静で、いや、冷血なのかもしれないが、
物事を客観的に見、冷静に考え
(もちろん気短なので、激昂することもしばしばあるが、
そうであってももう一人の自分が激昂した自分を見ている)、
論理的に考える、少なくとも、考えようとする。
が、それでも眠れない日が続いていた。
そうやって、かみさんが亡くなってそろそろ1年半になろうとするその2週間くらい前からだろうか、
眠れるのだ。
眠りながら覚めていない、まるで夢も見ず、ふと横になって気がつくと、
ぐっすり眠って、十分睡眠がとれて目覚める。
5、6時間ほど眠っている。
頭を、脳を縛る網のようなものがいつも間にか無くなっている。
こうやって、ごく普通の日々が戻ってきた、ような気がする。
胸騒ぎ、というか胸がざわつくこともほとんど、いや、あんまりかな? 無くなった。
それにしても、オスという動物の脆弱なこと。
なんだかなあ、と思ってしまう。
カミさんがいなくなったのは、去年の4月。
しばらくは眠れなかった。
ベッドに入ってもずっと目が覚めている。
ずっと起きっぱなしということはありえないので眠っていたに違いない。
しかし、頭にはずっとスイッチが入ったまま。
動いているのを感じる。
夢か現かというが、少なくとも脳がアイドリングというよりはクリーピングしている。
夢を見ている。
眠っているときにも何だか脳が働いている。
働いていると言うより単に動いている、物理的に動いているのを感じる。
そういう日々が1年ほど続いた。
ちょうど1年とちょっと経ったところで義母が入院した。
眠れない上に見舞いに行かなければならない。
片道1時間半くらいか、授業帰りに見舞いに行く。
行ってもお元気ですか、と言って顔を見て帰るだけだ。
それが3ヶ月続いた。
義母が亡くなった後も、病院にこそ行かないが、なんだか悔いが残る。
自分で優しい人間ではない、暖かい人間ではない、冷静で、いや、冷血なのかもしれないが、
物事を客観的に見、冷静に考え
(もちろん気短なので、激昂することもしばしばあるが、
そうであってももう一人の自分が激昂した自分を見ている)、
論理的に考える、少なくとも、考えようとする。
が、それでも眠れない日が続いていた。
そうやって、かみさんが亡くなってそろそろ1年半になろうとするその2週間くらい前からだろうか、
眠れるのだ。
眠りながら覚めていない、まるで夢も見ず、ふと横になって気がつくと、
ぐっすり眠って、十分睡眠がとれて目覚める。
5、6時間ほど眠っている。
頭を、脳を縛る網のようなものがいつも間にか無くなっている。
こうやって、ごく普通の日々が戻ってきた、ような気がする。
胸騒ぎ、というか胸がざわつくこともほとんど、いや、あんまりかな? 無くなった。
それにしても、オスという動物の脆弱なこと。
なんだかなあ、と思ってしまう。
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