もう幾つ寝るとお正月と言うのも余りお正月の経験が無い内は楽しみだが、

60回もになると、ふんてなことになる。

 お年玉をもらう内は良いが、出すのも子供がハイハイからヨチヨチ歩き、

小学校低学年ぐらいまでは結構だが、その内出すのも貰うのも感動が薄れ、

単なる普通の行事になってくる。

 まあ、孫が出来るともう一度その嬉しさを経験できるが、

生憎と我が家に孫はいない。

 そんな中でもうすぐ誕生日だ。

 孫のではなく自分の。

 目出度いと言うより冥土の旅の一里塚。

 義母のように100回も迎えることが出来れば良いが、

いや本当に(義母のように)健康で100を迎えられれば良いが、

こればかりは皆目予想出来ない。

 いや、そんなに長く蝋燭はもたないと言う予感は何となくある。

 とすれば充実した一日一日を送れば良いが、

漫然と無為徒食の毎日だ。

 でも病気よりは良いかと思えば、それはそうか。
 
 しばらく無為徒食の日々を送ろう、めでたさも中くらいの。

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