子供が4人に義母とで合計7人家族だったのが、先ず長男が結婚し、かみさんがいなくなり、

長女の結婚、二男の就職・独立、二女の長女宅への引っ越しとあっという間に義母と二人の母子家庭になった。

 ただ、この母子家庭の1年がきつかったのは事実だ。

 取り分け寒い季節。

 自分でも(ここ数年は)早起きの方で、5時から6時には起きるが、

起きて階下に行くと、

取り分け冬場、暖房の無い真っ暗闇のダイニングで、母がじっと待っている。

 その姿が強迫観念になり、朝4時、どんなに寝坊しても5時には起きるようになった。

 ただ、母はパン食で、

トーストを焼き、後はコーヒー用のお湯を湧かすだけで良かったので、

未だよかった。

 ある時(昨秋くらい)、パンはもうどうしても食べられないと言われ、

朝の仕事が複雑困難となった。

 コンビニや弁当屋に行っても早くて6時にならないと弁当は並ばない。

 講義の無い日は良いが、早く出ないといけない日もある。

 窮状を見かねて、かみさんの従兄弟やかみさんの後任の民生委員の方やらいろんな方が動いてくれて、

義母が老人ホームに入ることが出来て肩を撫で下ろした。
 
 が、本の数ヶ月の、安息とは言わないが、平穏な日々だったが、

今、義母の状態も余りというかかなり芳しくない。

 時間は取れるので、片道1時間半程掛けて見舞いに行くが、

 行っても殆ど反応しない。

 ただ、かみさんの苦労を思うとその1/100位のものだ。

 あんまり苦労しないで60年生きてきて、その分の付けを一気に返済したような一年だったが、

禍福糾える縄の如しか。

 まあ、その内春が来るだろう。

 自分にもあんまり長い時間は残って居ないようだが、

昨日、青『春』18切符を2セットも買ってしまった。


コメント

ワイーダ
ワイーダ
2013年7月3日6:11

りんくさせてもらいます。

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