乱暴狼藉の限りを働いたクズ共。

 いや、これは人間の話ではなく、文字通りのクズの話だ。

 小4からの塾の送り迎え(あ、迎えだけかな)はこっちの仕事だったが、

子育てをしながら育児をし、PTAや町内会の役員をやり、民生をやり、

取り分け晩年は脚が不自由になって、自分の身体をもて余すようになった。

 そのかみさんがいなくなった後は、

乱暴狼藉の極み(いや、家庭内暴力ではなく、あくまで乱雑な部屋の話だ←くどい)。
                                      それを少しずつ、取り分け、母がホームに行ってからは、

蟻の歩みのように整理して来た。

 が、元々散らかすのが得意な方なので、

スイッチバックで峠を越えるような、

そんな片付き方だが、

遠いながらも峠のてっぺんは見えてきた。

 あと一息、だが、ここからが本番かも。


 ※ 長女がテニスに来て、母の見舞いに一緒に行こうとメールが来た。
 長女のお気に入りのネパールカレーを食べ、ホームに行った。呼び掛けても手を握っても、全く反応がない。きっと聞こえてるんだよねと話したが、それも合わせて聞こえてるんだろう。自分がそうなったら、聞こえてるよ、と返事したくなるだろうが、母も返事してるんだろう。
 

コメント

ミハーハハ
2013年6月29日10:02

えらいなあ、なっしー様。私は見て見ぬふりの大家ですから手つかずです。いつか何とかと思いながら月日は無情に流れていきます。

nassie
2013年6月29日12:31

 見て見ぬふりをしてきましたが、天涯孤独寸前で、重い腰を上げました。
 正直お葬式も意識せざるを得ませんが、むしろ今の内に今後自分一人で生きていくのに必要な物を絞り込んで、とは思っています。
 

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