NHKで『お見おくり』、『お見とり』介護を放送していた。

 母は今、介護施設で『お見とり介護』のプランに入っている。

 先週末、もう覚悟してくれと連絡があり、

2、3日大変危険な状態が続いたが、その後小康状態が続いている。

 長女が出来るだけ治療を受けさせたいと病院を探して来たが、

判断が家族の中でも少し幅があり、

また小康状態に戻ったことで話が止まっている。

 なっしーは見とりプランで良いと思っている。

 少なくとも自分の時はそうしてもらいたいと思う。

 母の見舞いにはほぼ毎日行っているが、小康状態に戻った日には、

呼び掛けに応じて、此方を向き、目に涙をうっすら浮かべ、

また、手を握ると握り返して来た。

 その後は多少目を開けようとする素振りがあることもあるが、

少なくとも手を握り返すことは無くなった。

 かみさんの時は、『あれ?』、『えっ?』と言う別れだったので、

いつまでも整理が着かないままだが、

今、施設の人たちの一人一人が、『今日はこうでしたよ』、

『今日はこんな事がありましたよ』と報告してくれる。

 良いことかどうか分からないが、こうやって一日一日と覚悟が定まって来る。

 ただ、迎えられないと覚悟していた107才の誕生日をこうして祝うことが出来たのは、

本当に喜ばしい事だ。

 あとは一日一日と107才の日々を伸ばして行って欲しい。

 

コメント

loving-c.
loving-c.
2013年6月28日6:12

107歳ですか!? そうですね。最後の日をソフトランデングで迎えられたらと思います。

nassie
2013年6月28日6:25

食事が摂れるかどうかに掛かっているみたいです。最近はお粥を半分くらい食べているそうです。

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