かみさんの家は江戸時代の儒学者を出した家に連なる(本家筋で、確かその儒学者の直系の子孫は尾張(名古屋)の方にいたが途絶えたと聞いている)。

 その本家の最後の子孫がかみさんで

ここでその家が途絶える事になる。

 結婚するときに、婿養子にと言う話も持ちかけないわけではなかったが

(自分も気になったし、我が両親も気にしていた)、

『いいえ。大きな財産でもあれば継いで貰えば良いと思いますが、家の名前には何の価値もありません』と義父がきっぱり答えたので、

広島の山の中の野武士と

(祖母の家の墓には古い墓があって、歴史学的にはその古い墓が大変貴重なものらしい)、

対馬の海賊の子孫(母方)の、

その子が名乗っている今の姓を名乗ることになったのだ。

 その後、かみさんが亡くなったあと、

もう一度、義母が元気な内に次男坊を養子にと考えない訳ではなかったが、

候補者の次男坊には、こちらの自信が無かったので、

切り出さないまま今日に至っている。

 その最後の○○家の火が消えようとしているのに、

次男坊からは何の音沙汰もない。

 ※ 法律家としては姓は個人の識別のためのものであって、それ以上でもなければ以下でもない、と思っている。
 山中さんと海野さんが結婚するとき広岡さんになっても良いと思っている。いや、山中、海野のままでも良いが(夫婦別姓)、これだと子供が出来てちょっと複雑になるかとは思う。長男が山中、長女が海野のように好き勝手にとはいかないだろう。

 ※※ フランスではコ・アビタション(同棲:ただ、同棲と言うとちょっと日陰のにおいがするので、同居の方が良いか)が結婚の普通の形態になりつつあるようなので、遠く無い内に日本でもそうなるだろう。A子さんとB夫さんの結婚式(同居宣言式)。子供にはCと言う姓を名乗らせます。
 ただ、制度として、新しい姓を名乗らせる(作る)のはかなりの度胸がいるので、夫か妻の姓を名乗れということになるだろう。母と子の親子関係は確認できるが、父と子の親子関係は確認が難しいので未婚の場合は母の姓以外は考えられませんね。ただ、認知すれば父の姓も考えられる。
 等々、その後ぐじゃぐじゃ考え、書いたり消したりしましたが、結局まとまらないので、以下略、じゃなく以下消した。

 ※※※ こうやってごじゃごじゃ考えたが結局消してしまうとスッキリする。書いた文章を消すみたいに過去もしがらみも悪い思い出も消去出来れば良いのに。

コメント

ミハーハハ
2013年6月21日9:58

我が家も一人っ子の私と次男(男ばかり三人兄弟の真ん中)の夫でもめましたが私が折れました。というのは私が正規雇用ではなかったからです。
三人の息子の誰かが次いでくれればと思いますが、この話を切り出すと夫と喧嘩になるので黙っています。
父の兄弟の息子は子供がないので、私の愛する自分の生まれた姓もここでおしまいかと思うととても残念で悲しいです。

nassie
2013年6月21日13:17

長女が結婚する前は名前変えても、と言ってましたが、結婚する時に同じ問題が起こりうるので、もう良いよと断りました。向こうの名前の方が格好いいと言ってましたが、もうどうにもならない事態(義母が後何日か、と言う状況です)に至って、もうこれまでと、覚悟しました。

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