イパネマの娘

2013年5月28日 日常
 いつものドトールでいつものBセット。

 行動がパターン化され、身の回りがいつも綺麗に整理されてる人は短命なんだそうだ。

 知らず知らずに刺激を避け、チャレンジを避け、

その結果ひょっとしたら活力、しぶとく生き延びる生命力が削がれるのかも知れない。

 晩年は体力が落ち、

片付け出来ない夫と3人の子供たちのせいで

(長男はかみさんの子で彼だけが片付けが出来る。残り3人がなっしーの子だ)、

その現実と自分の性向の狭間のストレスに苛まれて余計に命を縮めたに違い無い。

 で、なんだっけ?

 そうだ。

 いつものドトールでアストラッド・ジルベルトのイパネマの娘が流れている。

 イパネマの娘だけで無く知らない曲も含めて、小一時間流れていた。

 いわゆる初恋の人が、ブラジル帰りで

(小学校高学年から数年間現地で暮らしたらしい。物凄いカルチャーショックを受けたそうだ)、

ビーチボーイズが好きで、ビートルズはまあ良いが、

ローリングストーンズは、ん?っと言った田舎少年に(ペイント・イット・ブラックは流石に凄いと思ったが)強烈なインパクトを与えたのが、

ブラジル帰りの彼女であり、イパネマの娘だ
(もちろんより大きな衝撃は、アストラッド・ジルベルトではなくA Cジョビンであり、J・ジルベルトの方)。

 40年以上前の世界にふっと引き戻される。

 イパネマの娘のCDいくつか買って来ようっと。

 もちろんアストラッド・ジルベルトのもね。

ところで、我が家には立派なJBLがあり、立派な真空管アンプがあるんだが、

LPプレーヤーにしか繋がって無い。

 従ってもう20年近く聴いていない。

 最早恐らく鳴らないね。

 で、結局ラジカセで聴くことになる。

 なんて思うと買って来たCDも封を開けないままになっちゃうかな。

 とするとCD買うのも無駄かな?

 でもJBL聴くためには部屋片付けなくっちゃ。

 ところでなっしーの部屋も家も片付けちゃうと早死にしちゃうかな?

 とても可愛がって下さった整理魔の指導教授

(ドイツ留学中に、本棚の上から○段目の引き出しの中にこれこれの書類があるから送ってくれと電話があったそうだ)、

定年後直ぐに亡くなられた。

 かみさんはなっしーのストレスで早死にしたが、

N君(なっしー)は、

G君

(我が家では古生代からしぶとく生き延びている台所に出没する黒い虫をこう呼ぶ。『ご』と言う音を聞くと危険を察知して逃げ出すと言うかみさんの説に則ってこう呼ぶことになっている)

のように

(G君自体はそんなに長生きでは無いだろうが、早く失せろと思われながら失せないと言う意味でG君見たいに)

長生きしそうだ。


 ※ 一度書いたかもしれないが(書いたのは確かだがアップしたかどうか)、この先生は庭木を自分で切り落としたあと、30センチだかの長さの棒を作ってそれを当てながら30センチに切った庭木を、同じ大きさに(木の長さだけで無く紐も同じ長さ)括って軒下に重ねていらっしゃった。
 この先生がなっしーを非常に可愛がって下さったために、同門の先輩教授達からいじめられたのは日記に書いた(はず (((^_^;))。
 ここいら辺をホントに赤裸々に書くと、この日記も人気出るかな?ひょっとしたら『文学部唯野教授』以上に(な事無いね)。
 ま、人生一度も人気者にならず、G君のようにしぶとく生きて来たのだから、老後も同じ道を歩く(^_^)v 。
 でも、もう一人の恩師にも物凄く依怙贔屓されていると思うので、やっぱり幸せな人生だったかな?
 もうちょいかみさんが長生きだったら言う事無いけどね。

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