知らない街を、歩いて見たい♪

 どこか遠くへ行きたい♪

 …

 この後、永六輔のペチャクチャが入ると、

いつもいつも聴いていたラジオ番組だ。
 
 それから40年。

 色んな知らない街を歩いて来たが、

定年後に残る10年程をどこで暮らすか、

切実な問題になって来始めている。

 誰にも世話にならず、ある時、

本人も、回りも気づいたら死んでいたと言うのが理想だ。

 まあ、問屋さんも中々簡単には卸してはくれないだろうが。

 一番の誤算はかみさんに先立たれることだったが、
 
こうなりたい、こうしたいと思うと、何となくそうなって来たような気がするので、

ちゃんと『こう』を作り上げる事が必要だ。

 今のこうしたいは、

どこか遠くの知らない街を歩くことだ。
 
 こうなりたいのついの棲み家の家主となる、

その家の土地の候補メニューは、

ポルトガル、トルコ、中国、フランス(orイタリアorスペイン)の順だ。

 だが、この店長さんは気紛れなので、

このメニューは日替わりメニューなのだ。

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