義母の食事用に宅配弁当を取っていて、

ショートステイ滞在中もなっしーが引き続き受け継いで来た。

 味の趣味が合わないので(これは伏せたまま)止めたいと長男の嫁さんに言ったのだが、

外食よりは良いですよ、と言われて続ける事にしていた。

 昨日、外泊で義母が帰って来た。

 でいつもの弁当。

 長男の嫁さんに味見して貰ったが、

一口食べるなり、

『これは酷い』。

 要するに味覚が鈍感になっているお年寄りを相手にした、

甘くて濃い味付けなのだ。

 あの、世界中の旨いものを食べ尽くして来た元同僚の本物のグルメに、

『あなたの舌は本物』と言わしめた舌には、

とてもじゃないが食べ続けられないので、

止める事にした。

 が、それにしても、自分に甘いなっしーさんは、

どうしてこんなに他人と料理に厳しいんでしょう。

※ 以前触れたことがある(はずの)この元同僚は、香辛料のこれが強すぎるといった初歩的なことはおろか
(なっしーさんはパプリカやナツメグが入っているかどうかすら分からん)、
食べたものの中身
(どこそこ産の豚とか、これはあそこで採れた魚といった具合で産地まで当てる=あるグルメを気取った別の同僚が、嘘でしょうとレストランのシェフに確かめても、私が知る限り100発100中だった)
も外した事が無い。
 その神様に絶賛されたなっしーは600円のラードギタギタのラーメンが、とても美味しく食べられるのだが
(先日王将のラーメン餃子もだめだったが)、
この弁当はどうしても食べられ無い。
義母がもうパンは食べられないと言った時の心境はこんなものだったんだろうか。

コメント

yasai
2013年5月21日22:23

弁当も教育も過剰の甘さの押し付けで
それでもヌクヌクとダラダラと文句言いつつ12年間も育まれると
大学で社会人ですと言われて 「あの教師(教授の間違い)は酷く無能だ優しくない
スチューデントフレンドリーでないアンケートに書きこむ事を楽しみにしてます

nassie
2013年5月21日23:34

私はお子さまランチのような授業をやっています。
本に書いてある部分の底にある部分を、これがあるから書かれているような形になっているんだぞ、形を覚えるんじゃなく、どうやってその形になったのかを理解するんだぞと話している積もりです。でも、分かってくれるのはかぶり付きのほんの小数の学生だけですね。

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