悠長銀行

2013年5月20日 日常
 義母の郵貯の印鑑とキャッシュカードがずっと行方不明だった。

 その義母が遠方の施設に入るので、

この際、改印し、キャシュカードの再発行をしてもらおうとした。

 窓口に行くと、目も殆んど見えず、耳も聞こえない、

本人の意思を、現在の地域担当者自身が確認した上でなければ、

改印届は受理出来ないとのことだ。

 今日は、義母が1日だけ開放されたのだが、

明日からは地の果てのような所に行く(バス便しかない)。

 今日はなっしーが家にいたが、

明日からは誰もいない。

 誰もいない留守宅に本人の意思を確認する書類を送り、

その書類を家族(結局東京の反対側に住む長男の嫁さん)が、

なっしーの家で受け取って、

その書類を持って老人施設に赴き、

この今の地域の担当者も10キロ程離れたその施設に赴き、

殆んど耳も聞こえず、輪郭だけしか見えない義母の面前で読み上げて、

本人の意思を確認して初めて改印届の受理が出来るにんだそうだ。

 何と厳格で、慎重な手続きですこと。

 なっしーは、暇ではあるが、かと言っていつもいつも時間があるわけではないので、

今日手続きが済まないと、

長男の嫁さんが我が家まで2時間かけてやって来て、

1日何便かしかないバスでその施設に行き、

今の郵貯のなっしー家の地域担当者が、

2、3十分かけてやって行き、

義母の目の前で、

『おばあちゃん、これで大丈夫ですか?』

と言う大仰な儀式を行わないといけないんだそうだ。

 何と悠長な郵貯だこと。

 こんなに慎重、丁寧に仕事をなさっているからこそ、

誤配達やら、郵便物の塊の放り投げがあれだけですんでるんですね(^-^;。
 
 現場のチンピラじゃあ話が出来ないから、

それなりの人を出せと言ったら、

上級職の郵政官僚のちょい見の現場体験と思しき副部長なる名刺の主が同席したが、

頭を下げるだけで、

 まあ、ちょうど良い現場体験だくらいの感じだった。

 今日、同じこと(改印)を某地方銀行でやったが、
なっしーの免許証一枚

(同一住所で娘婿だと言っただけで、もちろん事前に相談していたのであるが)

でスムーズに全部の手続きが終わった。
 

※ 郵便局 苦情窓口で検索すると、苦情を受け付ける窓口がないと言う苦情ばかり。苦情などあるはずが無いと言うほど完璧なお仕事ぶりが窺われる(/--)/。
 が、ホントに郵政民営化は、最悪の分割民営化。会社の法的組織形態が変化しても、中身は変わらない。最悪、最低の分割民営化だ。全逓が悪いのかな、やっぱり。いや、腐っているのは組織そのもの。

※※ 一晩眠って目覚めて見ると、郵便貯金って口座管理が杜撰で、金持ちの隠し金の口座に使われたり、犯罪組織のマネーロンダリングに使われるなどして、大きな批判を浴びた事があったような気がして来た。
 ちょっと調べて見ようっと。

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