定例の長男の嫁さんによる家庭訪問。

 義母が長期施設に移る前に、一晩自宅に帰るその準備のための来訪だ。

 一仕事終わった後で、なっしーのボケの話。

 主治医の先生がどのような話をなさったのか、初めて聞いた。

 一般レベルで言うと必ずしも能力が特に劣っているわけではないが、

本来の能力から見ると確かに劣化していると思われる。

 その辺りがご自分で歯痒いんでしょうね(ゴマ○○)と仰っていたそうだ。

 元々がどんなものかは分からないが、

道に迷う、物や人の名前が出てこない、

予定を忘れる、言いたいことを表す言葉が直ぐには出てこない、

覚えているはずの、知っているはずの事が忘れられてしまっている。

 切符を買おうとして、下車駅の名前が、あれっ?

 これを普通レベルの能力とは言わないだろう。

 ボケと言わずして何をボケと言う。
 
 が、抗っても仕方が無いので、

取り敢えずシコシコとメモを取ることにする。

 が、問題はメモの取り方を知らないことだ。

 ペンを、紙を用意しても、話に聞き惚れて、メモを忘れてしまうのだ。

 彼女はこの間30分程の間に、膨大なメモを書き残し、

なっしーは膨大な思い付きと、膨大な愚痴を残した。

 が、記憶には余り残っていない、事は無いか。

 多少は残っているが、消えてしまったものが多い。

 ああ、いっそ、ボイスレコーダーでも使おうか。

 でもそれを持って歩いても、

他人の話に聞き惚れて、

スイッチを入れ忘れる、

に違い無い。

 ※ 電車の中で良い年したおじさんが鏡を見ながらリップクリームを塗っている。
 えっ? と思って見ていたら、どうも胸が膨らんでいる。バッグはベージュと紫っぽいピンク。靴は何となくユニセックスっぽい。が、髭を剃った跡が青々と。
 今日は何かが起きそうな気配。

 今(18:30分)現在、何も起こっていない。雲行きが怪しく大雨の予感はあるが…。さ、夕飯をどうしよう?
 

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