かみさん抜きのかみさんの誕生会に、

長男夫婦が結婚前から通っていると言う、

京橋にあるフレンチに出掛けた。

 美味しい。

 シェフはストラスブールで修業なさったそうだが、

あいにく、そのレストランの名前を聞いても分からなかった。

 ★か★★で、子供達が会いに来たときに一緒に食べたレストランは、

同定できた。

 あいにく、未だに★★★では食べた事が無いが、

★、★★は何回か食べた事がある。

 フランスで食べるフランス料理は、美味しいんだが、

うまく表現できないが、日本人が美味しいと感じる見えないヴェールのような、

紙をくっつける糊のような、くっつけているがその存在はどこにも見えない糊、

そういったところが感じられ無い、

ような気がする。

 もちろんこちらがフランス人の『糊』を感じ取る感受性が無いからに過ぎないんだろうが。

 いずれにせよ、日本人が感じる『岩に染み入る』蝉の声を、

彼らはただ煩い、心を乱す騒音と感じるらしい。

 余り高級な食事をした事が無いなっしーの評価だが、

その岩に染み入るフレンチ、

確かに人と料理を繋いでいる見えない糸が感じられるフレンチを日本で食べたような気がした。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索