米仏連合艦隊vs.日の丸飛行隊
 昔、子供がいなかった5年間はずっとコーヒーを飲んでいた。

 かみさんは紅茶も飲むが、砂糖もミルクも無しの常識はずれ。

 常識がどこにあるかは難しいところだが、

少なくとも田舎者のなっしーは紅茶にはミルクと砂糖を入れるものだと思っていた。

 そう言えばブラジル帰りの初恋の人(ああ、恥ずかしい)も紅茶をストレートで飲んでいた事を、今思い出した。
 
 外国に行くとお茶が飲みたくなり、

紅茶を日本茶代わりにストレートで飲むらしい。

 片田舎から外国にも等しい東京に出てきたなっしーには

紅茶そのものがコーヒーと同じくらい異国情緒たっぷりの飲み物だった。

 それをミルクも砂糖も無しでがぶ飲みするなんて、

と思いながら砂糖ミルク入りのコーヒーを飲み、紅茶を飲んでいた。

 コーヒーにはタバコが良く似合う。

 タバコをやめた時から少なくとも家ではコーヒーを飲まなくなった。

 それが、突然家でコーヒーを飲みたくなったのだ。

 近所に凄く凄く、物凄く美味しい喫茶店がある。

 だが、コーヒーにはタバコが似合うので、

コーヒーにもれなく付いてくるタバコが嫌でそこには入りづらい。

 結局、スタ○とかドトー○とかでお茶を(コーヒーを?)濁していたが、

久しぶりに自分で淹れたくなったのだ。

 そこで、スタ○でフランス製のプシューと押して淹れるのを買って来た。

 うーむ。 イマイチ。

 豆が悪いか淹れ方が悪いか、そもそもプシューと言う淹れ方が悪いかわからないが。

 で、カリ○と紙フィルタ―を買って来た。

 そしてその結論。

 折角犬猿の仲の米仏が連合した5000円もする重装備の連合艦隊よりも、

単純な数百円の紙(カミ)カゼ飛行隊に軍杯が上がった。

 ただ残念ながらあのタバコ臭い喫茶店とは横綱と幕下くらいの差はあるが。

 でも今度の旅行には忘れずカリ○を持って行こう!

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