眠り込んだ赤ん坊
 子供を抱っこする。

 向こうがお父さんと言ってふにゃっと抱きついて来る。

 街を歩き、公園に行き、買い物をする。

 ずっと抱っこしてちょっと疲れると下ろしてベンチに座る。

 何時間遊んでも疲れ無い。

 だが、抱っこの途中で眠られるともういけない。

 ずしっと重くなり、倍くらいの重さになる。

 抱いて歩くどころではない。

 抱っこしたままでベンチに座る。

 愛車のロードバイク。

 片手で持ち上げてもなんてことない。

 8キロ。 軽々と持ち上がる。

 校舎に入る時の階段を彼を持ち上げて軽々と上がる。

 駆け上がる事もできそうな雰囲気だ。

 その自転車を分解して輪行袋に入れて家に持ち帰った。

 駅までの200メートルでもう肩が、腕がしびれる。

 乗換駅での乗り換えの時の100メートル、200メートルが重い。

 最後の最寄り駅からの800メートルの長かったこと重かったこと。

 あの軽い自転車がと思うが、本当に重い。

 やっとの事で家についた。

 で、気づいたのだ。

 輪行袋の自転車は眠った赤ん坊なんだ。

 日本でもオフピーク時には輪行袋に入れないでも電車に乗れるようにして貰いたいものだ。

コメント

yasai
2013年2月23日5:55

8kgを運べるなんて すごいですね
僕は旅行鞄の20kgなんて 自分で運ぼうと 考えもしない
ラクビーの真似事はしてても 力は無いのです

nassie
2013年2月23日15:36

持って帰っただけでまだ袋の中に収まっています。
今日で一応の仕事が終わって1ヶ月程おやすみです。
精々可愛がろうと(自転車をです)思っています。

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