未知との遭遇
 年を取るとはこう言うことかと15年程前に言ったことがある。
 甘い!と先輩教員に即座に否定された。

 若い時に年取ったと言っても、それは坂道を転がるようなもの。
 それがある時点を境に崖を落ちるようにドスンドスンと落ちるようになるというのだ。

 確かに1年前とは次元の異なる世界に今住んでいる。
そう言えばその先輩の年令ももう大分前に越えていた。

 それにしてもせめて咳が収まって欲しい。大した咳では無いのに、辛い。
 これが年を取ると言う事なんだろう。

 こうして一段一段未知の世界との遭遇が深まって行く。

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