年寄りのぬるま湯
 定年もそう先ではなくなって来た。

 先日から少しずつ研究室の片付けをしている。

 大学院の授業が早く終わったので(院生諸君の多くは一足先に学期末を迎えたようだ)、

片付けに勤しんだ。

 まだまだ整然とは言えないが、部屋も気分も幾分軽くなったように思える。

 自転車に重大な関心を寄せているパートさん(話をすると大変なインテリだ)が、

見せてくれというので、雑然とした部屋に鎮座したmycycleをお見せした。

 『うわー。素敵ですね』と今すぐにでも飛び付きそうな反応だったが、

なっしー氏も『欲しい』から『手に入れる』まで6年ほどかかっているので、

定年を迎えるのとこの方と(ご主人も重大関心を寄せているそうだ)
 
一緒にサイクリングに行くのとどちらが早いだろうか。

 それよりも、先日の頻脈(不整脈)が気になるので、

暫くは年寄りのぬるま湯を心掛け、

のんびりゆっくり走るようにしたい。

 ただ一見柔和な印象を与えるらしいなっしー氏は、

負けるのが嫌いで直ぐむきになる取り扱いの難しい難物だ。

 こんななっしー氏もそのうち角が取れて好々爺になる日が来るのだろうか。 

 むしろ益々尖って悪々爺(おおじいと読めば良いかな?)になるに違いない。

 

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