宿題をやっていない小学生
 眠れないかと思うほど眠って過ごした月曜日だったが、

夜眠れてしまった。

 でもさすがに朝5時に目が覚めた。

 まだ街は死んでいるかのようだと思っていたら、

新聞配達のバイクの音が聞こえる。

 誰かが雪を踏み締めながら歩いている音も聞こえる。

 義母のおにぎりを買いに行かなくてはと思ったら、

下の階のトイレのドアが閉まる音が聞こえた。

 義母が目を覚ましているサインだ。

 ああ、もう起き上がらなければならない。

 やるべきはコンビニに行くだけなのに、

この朝の時間のこの心理的な負担が物凄く大きな負担になっている。

 まるで宿題をやっていない登校前の小学生のように。

 



コメント

ミハーハハ
2013年1月15日13:47

わかります、その気持ち。雪は大丈夫でしたか?

nassie
2013年1月16日9:49

嫁って大変だなとあらためて思います。義母が何か不条理な事を言うわけではなく、ただ普通の事をし、要求するだけでそれが随分な心理的負担になるんですからね。
雪は大丈夫です。道路はツルツルですが。

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