大学まで挑戦しようと意気込んで出たが、

道を間違えてうろうろして、

馴染みの鶴見川上流に行き当たった。

 ただそこは前人未到じゃない、なっしー未踏の地なので遡る事にした。

 何とかの堰の後の看板の説明を読んでいたら、

マウンテンバイクの中年のおじさんに話しかけられた。

 初めての事だ、

 その自転車幾ら位?と値段を訊かれた。

 20万。

 えっ? そんなにするの?

 彼のは5年前に2万円で買ったもので、

そろそろ買い替えようとしているんだそうだ。

 予算2,3万で。

 このおじさんの幸運を祈ろう。

 さて、前人未到の鶴見川を源流目指して少し上って行ったが、

またもやバリケードでそれ以上、上れなくなったので引き返した。

 少し走ったら、見慣れた景色。

 と言うことは、結局1時間ほど遠回りしただけだったのだ。

 一気に気力とヤル気が萎んでしまい、

ついでにどーっと疲れがやって来て、

自転車道へのバイク侵入防止柵にペダルを引っかけて転んでしまった。

 なんと言う1日だ。

 今日は三隣乏か?

 1時間に10分ペースの休憩のはずが、30分に15分になるなど、

どうも今日は調子がおかしい。

 小まめに休みをとり、ゆっくり走って小机辺りに戻って来た。

 1時を回っている。

 昼食をと思っていたのだが、土手の下にラーメン、うどん、定食と書いてある食堂があった。

 外に1台のロードバイク、中にはその持ち主らしいライダースタイルの外人がいた。

 う~む。

 回避!と踵じゃないハンドルを返して橋を渡った所の自販機でガソリン(缶入り紅茶)を飲んでいたら、

今回は立派なバイクを押しながらやって来たおじいさんに話しかけられた。

 年寄りのおしっこは終わりそうでなかなか終わらないが、

このおじいさんの話しもぼそぼそといつまでも続く。

 こっちの紅茶はとっくに終わったと言うのに。

 先程回避した食堂は、案の定このおじいさん達の溜まり場。
 
 一緒に行きませんかとばかりの口調だったのだが、

のらりくらりとかわしていたら、お仲間がやって来て、

なっしーさんは晴れてお役御免になった。

 自転車はじいさん族の格好の捌け口だと再発見した1日だった。

 ばあさんサイクリストにはあんまりお目にかからない。

 ばあさん族の捌け口は一体なんなんだろう? 

コメント

ドロシーNO2
2013年1月7日7:33

>ばあさんの捌け口は一体なんなんだろう?
海外彷徨←すべてアナタ任せの機内は、主婦にとっての天国…です、ふふ。

nassie
2013年1月7日11:18

安売りパッケージ旅行で高級自転車が買えちゃうので、海外旅行は貧乏人なっしーにはちょっと厳しい(>_

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