戸隠スキー場

2012年8月20日 日常
 90~92年、フランスのエクサンプロヴァンスで過ごした。
 
 冬は補習校のみんなでスキー合宿に少なくとも4回行った(それ以外にも数回行った。スキー宿は原則1週間(6日)単位で予約をとる)。
 
 子供たちがフランス在住中に滑れるようになっていたので、帰国後、以前フランス語を習っていた学校の校長に紹介されて戸隠に行った。
 
 戸隠スキー学校はフランスで国家資格を取って来た人たちで運営されているフランススキーのメッカだった。

 長女がフランスにいた時のスキー学校で、コーチに絶賛され(ものすごく素敵なコーチだった)

『この子はスキーの才能がある。 

私の日本人の友人が山形でコーチをしている。

是非訪ねてくれ』

と言われ、探したのだがその方は見つからず、

『フランススキーと言えば戸隠だよ』と紹介されたのだった。
 
 こうして訪れたペンションにはその後数回お世話になったが、

長男の中学受験の年を最後に(金の切れ目が縁の切れ目)、スキーから遠ざかった。
 
 先年、フランスに行く直前に、近くまで行ったこともあって顔を出した。
 
 以前と変わらぬ素敵なご夫婦に暖かく迎えられた。
 
 振り返ってみれば、最後に家族全員が一緒に泊まったのが、このペンションだった。
 
 今回、家族が2人増え、1人減りしたが、

まさしく新構成での全員集合になるので(納骨に長野まで行った)、

『みんなで戸隠に行こうよ』

 と提案した。

 家族皆の大賛成で久しぶりに全員で泊まった。

 美味しい。

 フランス料理風ではあるが、いわゆる典型的な、濃厚なフランス料理では無い。

 その何たるかは分からないが、『ヌーベル・キュイジーヌ』風なのかもしれない。

 でも、本当に美味しい。

 ホテルで食べてもこんな美味しい、優しい料理に巡り合うことは難しい。

 新しい我が家族の出発点となるのにこんな良い所があった。

 ※ 先に紹介したフランス語学校の校長が、フランススキーの大立者を連れて先日このペンションを訪れたんだそうだ。

 スキー場そのものはかなり寂れている印象だったが、今度の冬、久しぶりにスキーやってみようかな?

 年寄の冷や水?

 ※ 引き続き大学の寮でゼミ合宿。
  料理に砂糖を大量に落とし込んだ手抜き、知恵抜き、工夫抜きのひどい料理。
  量はそこそこだが、1泊2500円(3食)だが、高い(-_-;)。


 

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