軟弱ノート

2012年7月11日 日常
 ここ10年ほど強靭ノートというパソコンを使っていた。

 半年ほどしか使っていない強靭ノートを、

作業中のまま、スリープ状態でリュックに入れて自宅に持ち帰った。

 さあ、続きを書こうと思ってパソ子を開いたら、液晶に横線のちらつきが走って作業できない。

 翌日修理に出したら、液晶に傷が入っているので修理費4万何某。修理しますか放置しますか、

と問い合わせが来た。

 20万以上したのを半年で放り出すわけにはいかないから、

仕方がないので修理することにした。
 
 が、合点がいかない。

 メーカーにはメーカーの主張があろうが、

消費者には消費者の意地がある。

 この強靭ノートはおそらく6台目か7台目。

 今まで、机の上から落っことしても、電車の中で書きさしのままリュックに入れても何も問題がなかった。

 と言うわけで我が家のパソ子は今や(ではないが実は)全部強靭ノート。

 ただ強靭ノートとは名ばかりの軟弱ノート、脆弱ノートであることが露呈してしまったばかりでなく、

少なくとも一人のユーザーを失うことになってしまった。

 忠実なユーザーは敵に回せば猛烈な批判者になる。

 強靭ノートは、2年か3年か使ったものを子供たちに下請けに出しながら、今まで数台を使っていた。

 ま、今回は修理することにしたが、これで長かった強靭ノートという名の軟弱ノートとはお別れだろう。

 今までがラッキーだっただけなのかもしれないが、その幸運で数台売り上げを稼いできた国民電気も、

今後リプレイスされるはずのなっしー家の合計数台のパソコンと、

数台のエアコン、2台の洗濯機、テレビなどなどのリプレイスの商機を失うことになってしまった。

 商売って本当に難しい。

 で、今この文章は、恰好はいいんだけど、意余って力足りずの某S社のVというパソ子で書いている。

 使い勝手は軟弱ノートの方がずっと良いが、こうなれば意地。

 もう、2度とP社の製品、少なくともパソ子は使わない。

 この『意余って力足らず』がダメなら(今日数時間使っただけで、ちょっと嫌気が差して来ている)、

2,3年後は目の付け所が鋭いぱそ子を試すことになるかも知れないな。
 
 ※『意余って力足らず』の某S社のVと言うパソ子も今日修理に行ってしまった。
日本の電機メーカーの基礎力・技術力が下がってしまっている。
そして、この文は3年か4年ほど前に買ったlet’s note。

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