『世界史の中のフクシマ』 陣野俊史
 衝撃的な著書である。 

 著者陣野氏の出身地長崎から福島への66年の隔たりと近接性。

 自分でなんとなく他人事として受け止めていた広島・長崎が、

言うまでもなく

『今そこにあるフクシマ』

だと再認識される。

そして、なんとなく共感する、なんとなく考えている、

という曖昧さの罪深さを改めて感じさせられてしまう著書である。

 フクシマを、この目で見、この鼻で嗅ぎ、この足で踏みしめなければならない、同時代人として。
 
 ※ なお、陣野氏は非常に近しい人であるが、残念ながらなっしーは直接の面識はない。 改めて直接お話を伺いたいと思った。
 まさしくこの耳で直接聞きたい。

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