駅のアナウンスがうるさい!

 次の電車は○○行き、○○行き~。

 隣の駅を3分遅れで、発車しております。

 今しばらくお待ちください。

 … …

 電車が入って参ります。

 白線の内側でお待ちください。

 この電車は当駅で、急行の待ち合わせを … …。


 ホーム係員がうるさく案内すると、もう少し大きなアナウンサーが、

と言うのは、電車の発着を管理するのではなく、案内アナウンス担当だが、

同じように、電車が入って参ります、

どこそこ行きです、

降りる方をお先に、

整列乗車を、

等々 等々 等々 …。

 フランスでは、

通常、到着予定時刻を少しか、大きくかいずれにせよ遅れて、

列車がす~っと入って来る。

 列車が遅れるのは普通の事で、何分遅れ、というのは掲示板で、表示されている。

 それを見て、適当な時にホームに行き、待つ。

 その内、何事もなかったかのように、列車が入って来て、

それに乗る。

 シンプル イズ ビューティフル(^^)。

 列車に乗り込むと、いつの間にかす~っと発車する。

 列車の到着アナウンスも、1回だけ『○○駅』とアナウンスされるだけだ。

 日本では、あらゆる所で、後見的責任が問われる傾向が強く、

子供に諭すように対応しなければ『法的責任』が問われる可能性がある、と考えられる。

その責任回避のために、駅でも必要以上におせっかいがなされているのではないか。

 昔、大学院生の頃、

昔々の判例だが、駅のアナウンスがなかったために確か列車に接触して客が怪我をして、

鉄道会社に責任が認められた判例を見た事がある。

 ははん、これだな、とその時に思ったが、

ただ、アナウンスを欲しがるのは、単に判例のせいだけではなく、

なんだかんだ言いながら、

不必要なまでの情報を欲しがるのが国民性なんだろう、と思われる。

 ならばこそ、それこそ死んだことにも気づかれないような静かな国で老後を過ごしたいものだ。




コメント

アミ
2011年11月16日8:45

まぁ~、ドイツ在住の妹が嘆いてるのと同じ言葉を聞きました。
ヨーロッパは大人の国。 日本は・・・。(笑)
でも、私は慣れてしまってる所為か、アナウンスが無いと寂しいです。(笑)

nassie
2011年11月16日9:36

今、電車が踏切安全確認中で、電車が遅れているそうです(^^)。二重、三重にアナウンスが繰り返されています。やはりうるさい。
ヨーロッパの静さは、最初は不安ですが、慣れるととても快適です(^^)。
うるさいのは、いわば片付けられない症候群と同じで、散らかっていないと落ち着かない(^^)ρ(^^)ノ。
因みに、夫婦揃って片付けられない症候群です(^^;。
先ずは部屋より始めよ(^^)ノかな?

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