合宿中

2011年11月4日 日常
 院試(ドクター)を受験する学生達と、大学の寮で勉強した。

 2泊3日。

 朝から晩までの積もりで来たが、

以前のように、こちらの体力、とりわけ集中力が続かない。

 ただ、今まで持っているが本棚の肥やしになっていた名著が、

ほんの一部だけだが、時間をかけてじっくり読めたのはよかった。

 改めて言うまでも無いが、

この翻訳でも日本語に置き換わってはいるが、

日本語として何を言っているか分からない事が、結構多い。

 英語にはそう書いてある、確かに。

 だけどそれをそのまま日本語にしても、

日本語としては意味あるメッセージにはならない。

 いや、そもそも日本では、そんなことは問題にすらなら無いこともある。

 それを結局、そのまま日本語に置き換えても通じない。

 もちろんイギリスの事を英語で書いてある事を、

日本語で読むんだから、当然なんだが。

 ただ、翻訳者も苦労したんだろうと、にやっとした。

 大体言語体系が異なり、文化が異なり、法体系が異なるものを、

別の体系に移すなんて、到底無理な話。

 じゃあ、それを入試に求めるのって一体何なんだろう?

※ 結局その文章をどう理解し、それをどう日本語で表現するか、なんでしょうが。

試されているのは。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索