わが社は、ドクターコースの受験の条件に20000字程度の論文を要求している。
修士論文を出せと言うのならわかるが、秋のこの時期にそれは無理。
3月に入試をやれば良いんだが、今、学部入試も青田買い。
何度も何度も入試をやり、
なんだかかんだか名目を付けて最初は夏休み頃から始まる。
大学院も種まきが済み、
少し芽が出始めたこの時期に穂を刈ってしまう。
稔りを待つどころかまさしく青田買い。
日本に来て2,3年の留学生など、日本語を読むだけだって大変なのに、
それを書けと言われて大騒ぎだ。
本来は、大騒ぎして修士論文を書いて、そのあと、何とか一人前になっていく。
それを、青田の状態で、芽が出始めたものを、1文1文内容を確認しながら、
普通の日本語の文章へと修正していく。
中身は結構濃い。
良く読みこなしていると感心するほどだ。
ただ、それを日本語で紹介し、批評・批判し、自分の論理の中に落とし込む、
そんな作業を、修士2年目のこの時期に要求する。
一人の学生にまる2日係りっきりで面倒を見た。
これ、どういう意味?
それなら、こういう風に書かなくっちゃ通じないよ。
ああ、こんな日本語ないよ。
そう言うためには、こんな言い方をしたらどう?
本人は何日も徹夜だろう。
提出した途端にダウンしてしまった。
こうやって鍛えられるのに比べて、
自分はなんと甘やかされて育てられたんだろう、と恩師を偲ぶ。
あんな風に、やんわり、じっくり指導しなくっちゃと…。
ああ、我ながらなんと器量と度量の足りないことか。
※ そんなこんなで久しぶりのアクセスでした。
※※ ふと気づくと10・21。40年以上経ったのか。自分が生まれた時からさかのぼると、明治末期。随分と年が経ったものだ。
口癖だが、還暦=60年というと、慶応から始まって、明治、大正、昭和にまでたどり着いてしまう。
長い! なのに、つまらない人生だ。面白くないという意味ではなく、価値が無いという意味。もちろん面白くもないんだが…。
修士論文を出せと言うのならわかるが、秋のこの時期にそれは無理。
3月に入試をやれば良いんだが、今、学部入試も青田買い。
何度も何度も入試をやり、
なんだかかんだか名目を付けて最初は夏休み頃から始まる。
大学院も種まきが済み、
少し芽が出始めたこの時期に穂を刈ってしまう。
稔りを待つどころかまさしく青田買い。
日本に来て2,3年の留学生など、日本語を読むだけだって大変なのに、
それを書けと言われて大騒ぎだ。
本来は、大騒ぎして修士論文を書いて、そのあと、何とか一人前になっていく。
それを、青田の状態で、芽が出始めたものを、1文1文内容を確認しながら、
普通の日本語の文章へと修正していく。
中身は結構濃い。
良く読みこなしていると感心するほどだ。
ただ、それを日本語で紹介し、批評・批判し、自分の論理の中に落とし込む、
そんな作業を、修士2年目のこの時期に要求する。
一人の学生にまる2日係りっきりで面倒を見た。
これ、どういう意味?
それなら、こういう風に書かなくっちゃ通じないよ。
ああ、こんな日本語ないよ。
そう言うためには、こんな言い方をしたらどう?
本人は何日も徹夜だろう。
提出した途端にダウンしてしまった。
こうやって鍛えられるのに比べて、
自分はなんと甘やかされて育てられたんだろう、と恩師を偲ぶ。
あんな風に、やんわり、じっくり指導しなくっちゃと…。
ああ、我ながらなんと器量と度量の足りないことか。
※ そんなこんなで久しぶりのアクセスでした。
※※ ふと気づくと10・21。40年以上経ったのか。自分が生まれた時からさかのぼると、明治末期。随分と年が経ったものだ。
口癖だが、還暦=60年というと、慶応から始まって、明治、大正、昭和にまでたどり着いてしまう。
長い! なのに、つまらない人生だ。面白くないという意味ではなく、価値が無いという意味。もちろん面白くもないんだが…。
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