教育が行き届きすぎた？

　今日は長女の慶事。


　朝から落ち着かない。

　それなのに、仕事上の難しい案件（トラブル・トラブル）をひとつ抱えて、

先日から関係者への事情聴取、

その他もろもろ、というかモゴモゴといった作業を朝からずっとやっている。

　裁判官や弁護士になりたくなかったわけではないが、

『君には向かないよ』

という恩師の一言で安易にも学者になってしまった（これも向かなかったみたいだ）。

　そんな人間が、検察官や裁判官役をこなすのはなんという運命の悪戯だろう。

　手順を知らない、やり方を知らない、整理の仕方を知らない。

　三無主義、六無主義、十無主義？

　無い無い尽くしの裸の検察官。

　頼りないこの検察官は朝からパソコの前であちこちとメールのやり取りをしている。
　　　

　ところで今日は娘の慶事。

　若い二人が、家族だけの食事会を設定してくれて、相手のご両親・お兄さんとお会いする。

　二人はしばらくの間の日本での新婚生活の後、彼はMBAの取得のためイギリスへ。

　娘も1年遅れ、在外資金をためた後で、同じくMBAのためにイギリスへ。

　親自身が自分で宇宙人であるとの自覚はあるが、娘も輪をかけた宇宙人。　

　宇宙人に輪をかけると何になるんだろうか？

　ただ、儀式に拘らないのは親の教育が行き届いた、いや届きすぎた所為かも知れない。

　向こうのご両親が、せめて家族同士で食事会でも、とアドバイスをくれなかったら、

お互い顔を合わすことも無かったかもしれない。

　それにしても素敵なご両親だった。

　※　写真の2羽のコウノトリのように仲睦ましく幸せになってほしいな。