小さな田舎町のレストランでタルトフランベを食べる予定。
先日学生が来た時にとうとう食べ損なったタルト・フランベだ。
ただ、あの時は『史上最高のクスクス』に入れ替わったのでそれなりに良かったが。
ところで、タルト・フランベのメールのやり取りで、
『今日までは晴れだけど、雨になるので今日のうちに晴れを満喫した方が良いよ』
と言われ、午後カメラを持って公園に行った。
パチパチやっていると、ベンチの老夫婦から話しかけられた。
『日本人？』
『大変だねぇ。 あなたの所は大丈夫？』
『家族はどう？』
と矢継ぎ早の質問。
『大丈夫みたいだけど、やっぱり心配』
と答えた。
『ここでは、何をしているの？』、『学生？』
と聞かれてしまった。
おいおい、還暦の爺さんだよ、と言いたかったがニコニコと、
『いや、プロフェッサーなので、こちらのプロフェッサーと共同研究をしている』
（と言うほど研究はやっていないが）と答えておいた。
若く見えるんだろうな。
『専門は何？ 法律？ うちの息子もメッス大学の法学部の教授だよ。日本はアメリカ法じゃないの？ フランスで何か役に立つことあるのか？』
と聞かれた。
もちろん、何をやっても役に立たないことは無いが
『いや、スタートはフランス法、ただ、ちょっと躓いてドイツ法になっちゃったんだけど、今はやっぱりアメリカに飲み込まれてしまって』
と答えながら、
名刺を息子さんに渡してもらおうかと思ったのだが、
ショルダーの中にちょっと見にはなかった。
で、残念ながらそのまま、
『オ・ルヴォワール』
と別れてきた。
写真からは信じられないかもしれないが、
宿舎に着くと待ち構えていたかのように大粒の雨がぽつぽつと。
女心とストラスブールの春の空。
※ さっき見つけてしまいました。酷い話
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110404-OYT1T00603.htm?from=top
菅は東電を呼びつけてこっぴどく怒鳴り散らしたそうだが、自分をこっぴどく叱りつけなくっちゃね（もちろん内緒で気象庁が不公表にしていたなら、気象庁も叱らないといけないけど。でも、大きな意味では自分の指揮下の組織の不都合。責任を取ってもらわなくっちゃ、首相にも、官房長官にも。ただ、内緒だったとは思えないが、ばれないはず無いのにな）。
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今後ともよろしくお願いいたします。