7kg、43€
 先日から帰国のための荷造りをしている。

 箱の中にとりわけ本を詰め込んで、あっちに移したりこっちに移したりしながら1週間以上かけて、

やっと一通り箱詰めが出来た。

 5階から1箱15~20kgの箱を6往復して降ろし、

シャリオ(カート)を借りて、郵便局まで小雨降る中運んだ。

「船便で」

と頼んだが、船は無いとつれない返事。

 しかも、この箱だと規格外の箱詰めなので1箱百数十€(×6個で700€を超える)。

 定型のカートン(大型)での箱詰めだと7㎏以内の制限があるが1個43€。

 さっそく10箱買って戻り詰め直し。

 これだと7kgの制限があるが、綿を詰めようが鉄を詰めようが、要するに43€なのだ。

 いずれにせよ規格外だと最低でも5キロ以下で70€なので、

この7kg43€の方が安い。

 とりあえず、重いのを6個。詰め直して運んだ。

 「はい、6個ね」

と、朝から何度もやり取りしているお兄さんがとても優しく対応してくれた。

 ただ、この6個のカートン。

 中身は全部本なのでとてもじゃないが7㎏に収まっていないと思うんだが、

量らないまま受け付けた。 

 大丈夫かな?

 『フランスのことだから絶対大丈夫』と、

(99%の)確信がある。


 「Hさんって日本人知ってる?」

 名前は知っている。一度会ったこともあるのだが、そのH先生は21個送ったそうだ。

 21個には及ばないが、計15個くらいにはなりそうだ。

 いずれにせよ送料4000円だと、本2冊分の値段。着るものだとシャツ1枚でももっとする。

 着古した衣類でも、食べ残しのキャンデーでも、とりあえず何でもかんでも使える物は詰め込んで送ろう。

 新しいものを買うより安い。

 ※ 夕飯はいつものエピスリーで、そのおじいさんが作ったというサラダ・ニスワーズとバゲット。AOCカマンベールをお土産用に10個注文した。日本に持っていくんだったら直前に仕入れてあげるよ、と。こうやってその日が日一日と近づいて来る。 

コメント

美歩
2011年4月2日17:56

荷造りおつかれさまです。
オレンジ色のあの箱ですね♪

nassie
2011年4月2日18:40

はいそうです。なんだか着る物を入れると軽いので損をした感じがしますので、重いものと一緒に入れるようにしています。重さ関係無いんですけどね。
 マルシェでも後2回と思って『日本に帰るんだ』と馴染みのおじさん、おばさん達に伝えたら、長話になっちゃいました。 

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