一粒万倍日?

2011年2月28日 日常
 一粒万倍日?
 電車の時刻表を見間違えて、予定していた電車が運休だった。

 コルマールで乗り換えるはずのバスの、ネットの時刻表が間違っていたのか、

10分違っていて、乗り換えるはずのバスにも乗り損なった。

 次のバスを待つ間に、旧市街に行き、昼食のためのレストランを探した。

 ちょっと道路から離れていて、普通ならば近寄って行かないのに、

あるレストランが気になった。

 クスクスだった。

 学生たちにはちょっと無理かもと思ったが、

一人が「クスクス好きです」、もう一人が「挑戦します」

と言ったので、入った。

 「凄い!」

 「美味しい!」

 「本当においしい!」

と何度も3人で繰り返しながらを食べた。

 以前、南仏にいたので食べなれたクスクスだが、

今日のクスクスは、なっしー史上最高のクスクスだった。  

 バスの出発時間が近い。大急ぎでバス停に戻ったが、なかなかバスがやってこない。

 「リヴォーヴィレに行くの?今日はバカンスだから運休ですよ」

と、若い女の子(20歳ちょっとくらい)が教えてくれた。

 万事休す。

 調査のミス、調査能力の不足で学生たちの貴重な1日を無駄遣いしてしまった。

 申し訳ないことをしてしまった。

 三隣亡?ひょっとして今日は。

 仕方がないので、ストラスブールに帰った。

 何度行っても折り合いが悪く、バカンス休業、

土曜(昼)休業、日曜(夜)休業で、入れたことのないレストランにやけっぱちで行った。

 幸いにも開いていた。

 おいしかった。とてもおいしかった。

 史上最高とは言わないが、そして、コルマールのクスクスより高かったかもしれないが(と勝負させたいほどクスクスが美味しかった)、

終わりよければすべて良し。

 今日は要するに食事の日だった、ということにしよう。

 だとすると一粒万倍日、かな?

 我ながら回復が早い、

だからいつまでも進歩しない。

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