外の空気を吸うために
 今日も今まで393歩。

 冷蔵庫にクレモンティヌと言うミカンと、ムンステールチーズしか残っていない。

 幸いと言うか面倒くさいというか、同僚が今学会だか何かで来ているそうなので、これから出かける。

じっと引き籠りっちゃうと、本当に動くのが面倒になる。

 それを動かしてくれる同僚は、神のように、いや、神以上にありがたい存在だ。

 『面倒だ』という後ろ向きの生き方を、少なくとも少しは前向きに変えてくれるのだから。

 そこで、おまけにビールでも飲んで帰ってくることにするので、人間らしい食事がやっとできると言うありがたさだ。

 ところで、散歩や買い物に出かけないと気が滅入る。

 この『滅入る』と言う字がもの凄く『滅入る感じ』の漢字だな、などと

くだら無いことを考えてしまった。

 教え子が来る前にちょっとでも、と気は焦るが仕事は進まない。

 夢の中で何かに追いかけられて、走っても走っても周りの風景がちっとも変わらない、

そんな夢の中のような生活。

 夢の中のような生活にもいろんな夢の中があることが分かった。

 が、現実は一歩も進んでいないに等しい。それでも数ミリは進んでいるのがせめてものの慰み。

 ただ、ゴールは㎞単位の先だが。

 ああ、頭が悪くなるということはこういうことだ。⇐ なんだか今まで良かったように聞こえる。

 ああ、年を取るということはこういうことだ。⇐ 後悔先に立たず。

 みんな、というか多くの人はこうして後悔してきたんだな、と言うこともよく分かった。 


 ※久しぶり、と言っても先日来結構日本語は話しているが、同僚と3時間ほど話して、人は言葉の動物だということもわかった。でもちょっと日本語が出にくい。ボケの所為でなければ良いが…。
 ただ、翻訳のための脳みそを使う必要が無い、と言うのはうれしい。でも、でも、本当は翻訳じゃなくて自然に会話できなきゃね。あらかじめ筋を考えて、なんてレベルじゃ話が弾むも何もないもの。
 
 今、隣の交差点で車同士の衝突事故。大きな事故じゃないみたいだけど、風船が弾けるようなポンっていう凄く軽い音。車が風船でできているなんて思いもよらなかった。
 それでも警察が来て、救急車が来てと結構大がかりになってきているようだ。
 
 

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