一菅の終わり

2011年2月17日 日常
一菅の終わり
 それにしても酷い。

 右往左往、脈略なし。展望なし、統治能力なし。

 首相だけじゃなくて、「次は俺」と思っているのも含めて、全部ひどいものだ。

 いっそ、中央政府なしにして、道州制にでもすればいい。

 州間競争が働いて、企業が集まる、人が集まる、活性化する。

 無能首長(州長)を抱えたところは寂れるだけ。

 住民がいなくなって投げ売りされる州が出てくる可能性もある。

 そしたら、2足3文で叩き買うけど(ただみんな狙うので、結構値が張る可能性も高い)。

 高負担高福祉州もあれば、州によっては規制緩和、自由競争、税負担なし、病気になったら可哀そうだけど、と言うのもありだ。

 産業州、商業州、教育州、居住州etc., etc. それぞれの州が特色を出して州間競争をする。

 そして住民が自由に住むところを選択できる。

 国は無いんだから、国税はなし、もちろん。州には税金を払うけど。

 この税金は州の魅力を高めるために使わなければ、みんな州から逃げ出しちゃう。

 州に住む権利を売買することもできるように、州居住権売買市場ができる。

 なんだか、楽しくなってきたぞ。


 実は、昨日。

『ネオ・リベラリズムと正義』という講演を聞いてきたものだから、

ちょと浮わついているだけなんだが。

 この講演者(アントワーヌ・ガラポン氏)は、

 『~でなければならない』という制度は要らない、

 『~を実現するための』場(市場)を作ることが大切だ。

 アメリカの勝ち、フランスの完敗、と言っていた。

 なんだか超楽観主義のようにも思えないではないが。

 不確定要素は、今や世界第2の大国の中国だ。

今はガチガチの制度主義だが、

これがどこに向かっていくかが面白いと言っていた

(面白いのは教えてもらわなくてもわかるけど)。

 なっしーは実は???と思いながら聞いていたんだが。

 でもネオ・リベラリズム面白いかも。

 ネオ・リベラリズムを主張するフランス人がいて、

それがすごく評判になっていると言うことの方がもっと面白いことではあるけど。

 フランスも変わった。55年体制が崩壊して変わったはずの日本は

船頭無能にして、難破船大海を漂う。

 だいたいが日本の中央集権なんて、明治の時に緊急避難的にできた、たかだか150年程の制度に過ぎない。

 もう解体してしまったっていいんじゃないか? 機能不全なら。

 いっそのこと、象徴天皇が国民の統合を象徴し、象徴総理大臣が外交を行う。

 国民は自由に住む州を選択することになる。

 『地方』自治なんていかにも中央に睥睨するかのような劣等感の塊みたいな言い方ではなく、

近畿州独立宣言、

九州(これは名前をわざわざ変える必要もない)独立宣言、

環八じゃない関八州独立宣言、

を高々と掲げて無能中央政府と言葉と理念で独立戦争を行ったらどうだろう。

 … … 。

 ちょっとトーンが下がるが、いずれにしても統治能力の無くなった菅内閣は今日明日にも総辞職、かな? 

 『次は俺』ってにんまりしてるのがいそうだけど、

恐らくあんた(達)には行かないよ、国民は良く見てるから。


 ※ 菅内閣1週間もたないような気がする、ホントに。けど破れかぶれの三枚腰の可能性も十分ある。こういうやつに限って往生際が悪いものだから。  


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