ハウルの動く城

2011年2月2日 日常
ハウルの動く城
 ワイン街道の1日ツアーに行った。

 旅慣れた、しかもお金持ちのご夫婦と3人。

 チップも含めて130ユーロの価値があったかどうか、多少?が無いわけではないが、楽しかった。

 満足した。

 じゃあ、130ユーロの価値などと言うなと言われるはずだが、

オ・クニクスブール(古城)に向かう途中で、途中にある三ッ星レストラン(ILLHAEUSERN)でそのくらいでコースが食べられると聞いたら

三ッ星が良かったかな、と思わないではない。

 お昼のレストランは、ちょっと高かった。

 3人で50ユーロだから、値段そのものは大したことはないのだが、

出した金額とのバランスの点で、不合格。

 すごく混んでいた。

 ドイツ語とイタリア語ばかりが聞こえ、観光客相手の山中湖、河口湖のレストランだ。

 ただ、山中湖で1500円出したって、そんなうまいもの、と言うよりまずいものしか食べられないので、まあ、仕方がない。

 最後に訪れたエグイスハイムと言う街、

宮崎さんが『ハウルの動く城』の着想を得たというだが、これは良かった。

 中世の町に紛れ込んだようで、まさしく異次元の世界。

 ただ、町の中は貸家ばっかりで、この町の人は何を糧に生活しているんだろうと思ったが、

当然、貸家業、要するにバカンスにやって来る観光客相手の貸家業をやっているに違いない、と気づく。

 運転手兼ガイドさん(上手な日本語を話すフランス人・10年近く日本暮らしをしたそうで、もう定年になってこのアルバイトをしているとおっしゃっていた、感じのいい人だった)が、

『そうですよ』

と太鼓判(小太鼓だが)を押してくれたのでその通りだろう。

 要するに山中湖のロッジだ。

 最後にワインの試飲。

 いつも酒は飲まないが、結局7種類お変わりもして結構飲んだ。

 グランクリュ(grand cru)だそうで、相当良いものだ。

 数ユーロからせいぜい10をちょっと超えるくらい。

 『えっ?!。 そんなに安いんですか? 本当?』

と同行の方が驚いていたが、フランスはそんなに安いんです。

 今月末に来ることになっている院生が来たら、声をかけてもう一度行きたい。

 ワイン街道もワインも。

 結構満足してるじゃないか、なっしー君。


 ついでに言うと、コルマールからバス+トラムでフライブルクまで行けることもこの運転手さんに教えてもらった。

 安いワイン街道ツアーだったのかな? 

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