いよいよご到来。
 台所と食堂が一緒になっている、今風に言えばDKだが、

田舎のことだから16畳くらいはあったと思う。

 その電気(電灯)が奥と手前にある。

 奥の方が台所部分、手前が食堂部分だ。

 台所で母が食事の支度をしていて、父親が勤めから帰ってきて、食堂に明かりをつけようとして、いつも一旦奥を消してしまって、両方を点ける。

 スイッチが奥に押す、手前に引くようになっていて、押すと点く、引くと消えるのに、

それが毎回間違えるのだ。

 なんだこんな単純なことが、と思っていたが、

遺伝したものと思われる、同じことをなっしーがするのだ。

 若いころはしなかった。

 ここ10年くらい、当時の父親よりは10歳は年取ってからだと思うが、

遺伝してしまった。

 今は小さなDKだが、テーブルの上と、シンクの壁に明かりがあって、

どちらかだけが点いている時は、いったん消してしまう。

 理由はわかる。

 一度間違えると、2度目に間違えないようにしようとして、

どっちだったか考えてしまうからだ。

 あれ? 押すんだっけ? 引くんだっけ?

 そうなるとダメだ。

 体が覚えて、ひとりでにやらないと混乱する。

 この宿舎は、困ったことに統一がなくて部屋ごとに勝手に、点灯と消灯がまじりあっていて、複雑だ。

 それでも覚えられるはずだ、ひとりでに。

 アクセルとブレーキを踏み間違える事故が多い。

 なんで、と思っていたが、そろそろ免許を返上した方が良いかもしれないな。

 もみじマークにはまだ遠いけど。

 去年ハザードランプが消せなくて困ったことがあった。

 いよいろ、ご到来かも…。

 今日はテレビで『wasabi』をやるそうだ。

 スーパーがないので、途中でzzz zzzかな? 

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