年を取るとはこういうことなのか。
眼鏡が来た。

もの凄くよく見える。

よく見えすぎて、顔を動かすと今使っているソニーのαがピントを拾うように、

ズーンと言った形で焦点が合う。

今まで感じたことのない焦点の合い方で、

眼鏡屋さんに

『ちょっと焦点が合うのに時間がかかるんだけど』

と言ったら、

『慣れるまでに少し時間が必要かもね』

そして、『今のより少し度がきついのでそんな感じがするんじゃないか』、

というのが答えだった。

ただ、確かに今前見えなかったものがくっきりと見える。

見えすぎて怖いくらいだ。

『気になるようだったら、いつでもおいで。遠慮しないでね』


それにしても見えすぎて怖いくらいだ。


1日中パソコンの前で作業していて、夕方出かけた。

なんということはない、目が疲れて景色がよく見えない。

パソコン画面では気にならなかったが、30メートルほど離れるともう、ぼやっと焦点が合っていない。

歩いている内に遠景も気にならなくなって来た。

ただ、要するに疲れたら眼鏡が合おうが合うまいが、遠くは見えなくなる、ということだ。 

そうするズーム感覚も何もない。ピンボケのまんまだ。

ただ、夜になると本当に本が読めなくなるのは、少なくとも今日はなかった。

8万円が真価を発揮すしているのかどうか。


いずれにせよ、どうやら大敵は疲れ目だ。 

フランスには疲れ目に効く目薬なぞは売っていないそうなので、

日本から持って来てもらった 

サ△テ・ド・ウ

が、真価を発揮するかどうか。


でも、つくづく年を取るとはこういうことなのか。


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