大バーゲン!
D社とV社。

以前、今は亡きV社の携帯電話を使っていた。

電話が繋がらない、メールが届かない。すぐに回線がダウンする。

同じメールが何通も送られてくる。

サーバーがダウンして、リセットした時に退避してあったメールが送られてくるのだろう。

この再送分のパケット料金とられていたのかどうか、どうなんだろう?

本体もよく故障した。機能は素晴らしいんだが、総身に知恵が回りかね、かどうか良く故障する。

なっしーと同じで、やりたいことはよくわかるが、そのための基礎力に欠けている、そんな感じだ。

そんな感じのところが好きだった。

電話機の所為ではないと思われるようなトラブルでもすぐ取り替えてくれたが、

ひょっとしたらクレーマーとしてリストアップされていたかもしれないな。

正直、サービス過剰でこれじゃもたない、と思っていたら案の定もたなかった。

これに対してD社。

今、使っているというか持っている携帯電話は、こちらに来る半年ほど前からおかしかった。

いろいろおかしかったのだが、一番の問題は充電されないことだ。

いや、充電されないのに表示が充電されたことになっているのか、充電されてもどこかで漏電か何かしているのかわからない。

理由はわからないが、ほんの数時間(2,3時間)で電池がなくなる。

おかしいと持ち込んだら、電池をサービスしてくれた。

電池を換えても、すぐ切れるのは変わらない。確かに2,3週間は無事だったが、その後、また相変わらず2,3時間しかもたなくなった。

これでは実用に耐えない。そこでまた持ち込んだ。

持ち込んでも、分解して全部見直したがどこにも問題はない、という返事で取りつく島がない。

器械で分析してもどこも悪くはないというのだ。

検査漬けの近代医療みたいで、実は大きな病気がある、その予兆を見逃している、かのようだ。

この対応には大いに疑問を持っているが、向こうは向こうで、こちらの言い分に疑問を持っているだろう。

何しろ検査で出てこないのだから。

ただ、異常はないが念のため基盤を取り換えたのでもう大丈夫と言われたのだが、数日後、

いや、もう少し経って1、2週間後か、大丈夫じゃなかった。

またもや同じ症状が。

もちろん持ち込んだが、この時も、異常なしで、今度は電源コードをサービスしてくれた。

離日直前に、もう一度同じ症状で持ち込んだが、

やはり基盤を交換して(と、向こうは言っているが、本当に変えたんだろうかと、こうなれば疑ってしまう)、フランスに来た。

simカードだけこちらで買った携帯に差し込んで必要な時に使ったりしたが、携帯そのものは使わなかった。

何か月が経って、一度携帯を使おうとしたことがあった。

ところが立ち上がらない。

スイッチオン。そして、立ち上がろうとする、その瞬間にスイッチオフ、(リセットされて)自動的にスイッチオン。

また立ち上がろうとする、その瞬間にスイッチオフ。自動的にスイッチオン。

また立ち上がろうとして、… … …。

そのまま放置しておき

(というのはスイッチ自体がいうことを聞かなくてスイッチオフできない。今まで電池を抜いてしまっていたが、ついでのことに電池も空にして実験したかったのだ)

電池がなくなるのを待ってご臨終、ではなくてご冬眠。・いや、本当にご永眠かもしれない。


帰国したら持ち込もうと思っているが、どういう対応か楽しみだ、3か月後が。

ところで、ここまでは序論。

学生が採点がおかしいとクレームをつけてくる。

それが面倒なので成績をつける時、3階級特進くらいで成績をつけている。

A、B、C、D、E の5段階でEが不合格だが、

合格答案(絶対評価でD以上)なんて、1割か2割。本気でつけるとほとんどが不合格。

そこで、本来ならばDの答案までもがAになってしまう。本来Eの答案が、B、C、DとEに分布している。

それでも成績にクレームをつけてくるのがいる。クレームは受け付けなくっちゃならないので対応するが、

Cとついているけど、A、少なくともBのはずだなんて言ってくる。

見直したらEか、大バーゲンでDでした。

それで良い?と聞くと、いや、Cでいいです。

V社大好きだったんだが、大学界(そんなのあるのかな?)のサービス過剰ななっしーもそろそろ撤退か、な?



※ 写真は欧州議会のすぐ前にある日本から寄贈されて植樹された桜の木の紹介パネルです。どこかの市だったかの(東京都練馬区と読めますね)何とか協会だか何だか、そのうち確かめます(忘れちゃうかも)。

※※ ちなみに電池は一旦空にしても同じで立ち上がれませんでした。文字通りの再起不能。それにしてもなんという器械でしょうね。この腹ペコ青むし。
S社のもので、好きなのでここんところずっとSだったんですがね。
D社のHP見ながら帰ったらSかなぁと思っていたんですが、ふとこの事件を思い出して。でも、こんなところで仇を取られるとは思っていなかっただろうな、あの販売店のお姉さん(か、D社かS社か真犯人はわかりませんが)。
でも、ホント言うと、こういう風に鼻っ柱が強いのにも、ちょっとした憧れがあります、正直なところ。何しろ卑屈ですぐに妥協しちゃうから、なっしーは。


-- 文書の文字数 --
文字数1717
文字数(空白なし)1714
漢字385 (22%)
ひらがな1005 (58%)
カタカナ130 (7%)
英単語35
Unicode字0
40字行数(概算)159 (原稿用紙 8枚)





コメント

yasai
2011年1月17日7:37

大バーゲンで c でした。が良いですね。僕の勤務する大学は評価にクレームするほど立派な学生さんが殆ど居ません

nassie
2011年1月17日13:49

yasai先生:制度として異議申し立てを認めているので(じゃないと文句を言ったのだけが得をしたりする)、良くなれば儲けものみたいな感じで申し出るんですよね。

Mythril
2011年1月17日23:21



もしかして…

2昔も3昔も前の僕の成績も嵩上げされてるのかなぁ…(汗

そう言えばその当時流行った言葉に…
可山優三…


採点して成績付けるのも大変なのですね…。



nassie
2011年1月18日6:01

Mythrilさん:可山優三とは、比較的近そうですね。ただ、大学進学率20%の優三と2人に1人が大学生というのとでは同じ優三でもかなり違うと思いますが…。でもそのおかげで私も糊口を凌げているので、ありがたいことです。

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