警察の民営化
フフランスで警察(警備)の民営化が進んでいると、テレビ番組でやっていた。

空港、サッカー場、住宅街。

警備会社の警備訓練の模様をやっていたが、

こんな集中力のなさそうな人に本当に警察の代わりが果たせるのか、とふと思ってしまった。

フランスには国家警察、自治体警察、国家憲兵隊など4つか5つの警察組織があって、

その所管領域がどのようになっているのか知らない。

ただ丁寧にいろんな警察組織が監視の目を光らせている。

ところが、必ずしも治安が良いとは言えないと言われている。

そこで、警備の民営化、いわゆる民間の警備会社がその空隙を埋めることになる。

大幅にコストが小さくなるそうだ。人件費も、設備、その他費用もかなりのコストダウンが図られていることだろう。

空港の荷物検査も民間がやっているそうだ(日本は航空会社負担?)。

この番組で、パリ、シャルルドゴール空港で、拳銃を分解して大き目のバッグに入れて、搭乗検査を受けた。

エックス線透視装置を見事通過。何事もなく通過してしまった。

別の空港では小さなショルダーに入れて搭乗検査。

今度はチャックを開けて中を確認したのに、何事もなく無事通過。

この荷物検査は、長い列を作らせ、時間をかけ、面倒をかけているが、

単なる気休めに過ぎない。その気になれば素通りだと言うことが明らかになった。

一つだけ意味があるとすると、要するに愉快犯・突発犯を排除することができるだけだ。

確信犯は防げない、と言うことだ。少なくともフランスでは。

恐らく、他の国でも同様だろうが、『ある』と言うことが抑止力になる。

自衛隊の論理は正しいのかもしれない。



-- 文書の文字数 --
文字数669
文字数(空白なし)669
漢字221 (33%)
ひらがな335 (50%)
カタカナ55 (8%)
英単語2
Unicode字0
40字行数(概算)65 (原稿用紙 4枚)

※ コメント部にurl置くのは禁止だそうで、こちらに、レスコー警部のurlです(下の方のリンクでは1時間半のヴィデオが観られます。
http://www.tf1.fr/julie-lescaut/photos/
http://videos.tf1.fr/julie-lescaut/immunite-diplomatique-6195420.html

コメント

アミ
2011年1月7日7:59

CSTVで、「ジュリー・レスコー警部」を見てました。
女性ならではの細かい視点から事件を解決していく。
子役たちも、そのまま大きくなっても出演させて、ホームドラマの感じもしました。
若い頃のレスコー警部は、綺麗な人で、男性社会で頑張っているのが小気味良かったです。
その時、思いました。 何処の国も、権力社会だな・・・って。
フランスのTVシリーズは初めてでしたが、フランス語の会話が、耳に心地よく感じました。
言葉は分からなくても、絶対に、吹き替えより生の方が良いですね~♪

nassie
2011年1月7日17:01

アミさん:絶対ナマですよね。ところがフランス人はフランス語に絶対の自信が有るのか、何でも吹き替えちゃうんですよね。『シルヴィアのいる街で』も吹き替えで、口が動いてない時に喋っちゃうのでびっくりしました。
レスコー警部現在進行中なんですね。テレビはニュースくらいしか観ないものだから知りませんでした。

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