雪だ、雪だとはしゃいでいたのが嘘のように、うんざりしてきた。
寒い。暖かい空気は上に行くのでロフトの方が暖かく、あいにくとそこにはベッドがある。
つい怠惰に寝転んで、つい怠惰に本を読み、ついうとうとし、その内熟睡する。
夕方には屋根の雪も落ち、道路も表面上雪はなくなるが、代わりにつるつるになる。
そして朝を迎える。
数センチの雪。屋根は真っ白、道路も真っ白だ。
ジョギングシューズのせいか、靴が滑る。
歩くのに細心の注意が必要で、あんなに入れ込んでいた散歩もつい疎遠になる。
あと、4ヶ月しか残っていない。溜まった仕事が終わらない。
この溜まった仕事を片付けないまま日本に帰ると、永久に終わらない。
借金漬けの家計と同じだ。返済しても利子を返済しているだけだ。
ただ、死んでしまえば借金取りも原稿取りも押しかけては来ないだろう。
昨日は1歩も外に出なかったので、今日はとりあえずマルシェに行って、その後散歩でもしようか、と出た。
マルシェは出店も少なく、客もまばらだった。
買い物をして財布をバッグに入れ、チャックを開けたままにしていたら、
『ダメだよ、ここはマルシェなんだから』
と仲良しのチャーハンのベトナム人のおじさんに言われ、慌てて閉めた。
気を緩めるとダメだ。旅行中にもちょっと不味い、と思ったことが何度かあったのに、ついつい気が緩んでしまう。
隣で果物を買って1ユーロ85を、勘違いして1ユーロ80しか渡さなかった。
あっと気づいて小銭を探し始めたら、『良いよ、良いよ』のウインク。
パンも買ってきたし、土日の、プチ「つごもり」の準備は整った。
さあ、今日は久しぶりに散歩だ。
※ 久しぶりの散歩に行って来た。1時間8000歩だ。
寒さで頭がキリキリ痛い。風邪をひいたかもと心配したが、部屋に戻るとなんとも無い。要するに寒さのせいだ。毛糸の帽子を被り、その上に皮のコートのフードを被ったのに。
寒い。暖かい空気は上に行くのでロフトの方が暖かく、あいにくとそこにはベッドがある。
つい怠惰に寝転んで、つい怠惰に本を読み、ついうとうとし、その内熟睡する。
夕方には屋根の雪も落ち、道路も表面上雪はなくなるが、代わりにつるつるになる。
そして朝を迎える。
数センチの雪。屋根は真っ白、道路も真っ白だ。
ジョギングシューズのせいか、靴が滑る。
歩くのに細心の注意が必要で、あんなに入れ込んでいた散歩もつい疎遠になる。
あと、4ヶ月しか残っていない。溜まった仕事が終わらない。
この溜まった仕事を片付けないまま日本に帰ると、永久に終わらない。
借金漬けの家計と同じだ。返済しても利子を返済しているだけだ。
ただ、死んでしまえば借金取りも原稿取りも押しかけては来ないだろう。
昨日は1歩も外に出なかったので、今日はとりあえずマルシェに行って、その後散歩でもしようか、と出た。
マルシェは出店も少なく、客もまばらだった。
買い物をして財布をバッグに入れ、チャックを開けたままにしていたら、
『ダメだよ、ここはマルシェなんだから』
と仲良しのチャーハンのベトナム人のおじさんに言われ、慌てて閉めた。
気を緩めるとダメだ。旅行中にもちょっと不味い、と思ったことが何度かあったのに、ついつい気が緩んでしまう。
隣で果物を買って1ユーロ85を、勘違いして1ユーロ80しか渡さなかった。
あっと気づいて小銭を探し始めたら、『良いよ、良いよ』のウインク。
パンも買ってきたし、土日の、プチ「つごもり」の準備は整った。
さあ、今日は久しぶりに散歩だ。
※ 久しぶりの散歩に行って来た。1時間8000歩だ。
寒さで頭がキリキリ痛い。風邪をひいたかもと心配したが、部屋に戻るとなんとも無い。要するに寒さのせいだ。毛糸の帽子を被り、その上に皮のコートのフードを被ったのに。
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