下見

2010年12月15日 日常 コメント (2)
下見
 子供たち、上の2人がそれぞれ相棒を連れて会いに来る。

 『1回か2回、美味しいものを食べさせてやって』

とカミさんに言われているので、下見という口実で予約ついでに食べてきた。

 La Taverne du Sommelier

 入っていくと、テーブルを仕切っている若いお兄さんが『えっ?おひとり?』

 顔が似ているのでシェフの息子さんかもしれない。

 オーナーシェフも挨拶に来る。

 初めて見たときは怖そうなおっさん、と思ったのだが非常に愛想良く、サンパ(感じがいい)だ。

 本日の定食&ワイン、

前菜(料理名忘れた=切り刻んだ野菜をホワイトソースで合えた物&キッシュ)には白(聞き取れなかったが、とても良い白だったらしい)、

本菜(鴨:凄く美味しい。今回は2回目)の方には赤をつけ、結局総額46ユーロ

(含デザート=クレーム・ブリュレ&コーヒー)。

 ワイン抜き、食事(本日の定食=menu:前菜、本菜をそれぞれ2種の料理から選ぶ)だけだと32ユーロ

(勿論アラカルトで25~30ユーロも出せば美味しく食べられる)。

 ブルターニュの旅行中、1日総額20~30ユーロでケチケチやってきたのに、なんと言う大盤振る舞いだろう。

 その所為で、今夕食は、ストラスブールで一番美味しいと言われているパン屋

au pain de mon grand-pere(http://www.750g.com/article.26.934.3313.htm)

のバゲットを頬張っている。寂しき、憂色溢れる夕食。

 ところで、

長女の相棒(初対面)が、家族の中で、某文京区の国立大学卒でないのがお兄ちゃんだけ

(そのお兄ちゃんも港区のK大学)という人らしい。

 私立の2流と3流卒の夫婦にとってはちょっと敷居が高い。

 いずれにせよ、面通しの趣旨だろうが、

当事者が納得すれば良いので、親がとやかく言う筋合いのものではない。

 心配なのはむしろ

『どうも、お父さんがちょっと…』

と言われることだ。

 カミさんとの話の時には、義父が、なっしーの両親と顔を合わせるなり、深々と頭を下げ、

『どうぞ。よろしくお願いいたします』

と言っただけだった。

 船会社にいたので、『先輩、後輩を戦争で大勢殺しているからね(配船責任者だった)』と言っていたが、

やはり覚悟が違う。

 なっしーにはとてもこんな芸当は出来ない。困った。


 Happiness is being called grandpa.

だそうだが、4人連れと思っていたら6人連れだったりして。

 ただ、そうだとしたら飛行機には乗らないか、な?

※ このレストランは、美味しいが高いと言うのが口コミ情報の評価です。ミシュラングリンガイド(観光案内版)でも、『高級』レストランとして紹介されています。美味しいです。でも、やっぱりちょっと高いかな?
良い口コミサイトが見つからないので載せていませんが La Taverne du Sommelier Strasbourg でいくつか引っかかります。

コメント

ミハーハハ
2010年12月16日9:31

レストランでひとり満足そうに食べているなっしー様、かたわらには笑顔のオーナーシェフ。
場面かわって夕暮れのアパルトマン。ひとりバゲットを片手に何かを考え込みながらもぐもぐと口を動かしているなっしー様。

いつも私の中には映像が浮かんでくるのですョ。(失礼しました!)

nassie
2010年12月16日16:36

ミハーハハさん:絵が浮かぶほどの文章が書けるといいんですが、読者の創造力(想像力?)頼り。
戻って来るなりもう一度行きたいブルターニュ。日本にも帰りたくない。
でも絶対戻って来いとボスに厳命されているのが、徒弟制度の悲しいところ、還暦になってるのに。

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