ストラスブールの街を歩いていて、余り人通りが無いところですれ違うと、
お互い目を合わせて、知らないもの同士で『ボンジュール』を交わす。
すごくく心優しい感じがして、心が和む。
同じように、フランスのドライバーは歩行者に優しい。
道路を渡ろうとしていると、停まって通してくれる。
ちょっと手を上げると向こうもにこっとして返す。
なんと素敵な人たちなんだろうと思っていたら、
『人を跳ねると大変なことになるからだ』
と、その理由を聞いた。
残念ながら大変なことの中身がまだ分からないのだが、
賠償金が高いか、刑罰が重いか、そのいずれか、もしくは両方だろう。
歩行者に優しい理由がもし対人賠償なり刑罰なりだとすると、
法が、もしくは立法政策が『優しさ』を生み出すことが出来る、と言うことだ。
ただ、法は制度を作ることが出来ても、人の心は変えられない。
人の心、と言うよりも、人と人との関係 があるところにそれに相応しい法制度が出来れば、法がうまく機能する。
無理やり堤防を高くして、水の流れを変えて見ても大雨が降れば決壊する。
自然の流れをうまく制御してこそ堤防は堤防足りうる。
日本で対人賠償保険の仕組みを変えたり、刑罰の強化で、優しさが生み出されるとは思えない。
なんだか、バブルとその後のバブル崩壊以降、
日本社会の良かったところがバブルと一緒に崩壊してしまった。
『法人』だけが潤って
(その法人の潤いを自分のものにすることができる極々一部の人間も含む)、
人が不幸せになる世の中がいいのだろうか?
政権交代があってもなんも変わらない。いや、むしろ悪くなった。
社会の仕組みを換える必要があるのだが、
日本社会にはその仕組みを換える力が無い。
恐らくこのままゆっくりとだらだらと坂を下っていくのだろう。
ただ、60年代後半以降、世の中を徹底的に悪くしてしまったのは団塊だ、
という団塊諸悪の根源説を聞いた事がある。
今の内閣、菅、仙石内閣はまさしくその象徴。
それにしてもトホホな内閣。
団塊の一人として大いに反省するが、今回の政権交代選挙には1票を投じていないので、
その点だけが個人的には救われる。
と言ってもこれが何か意味あるわけでもないが、
こんな屁理屈を捏て、責任逃れをやるのが、団塊の悪いところだ。
確かに団塊は諸悪の根源だが、
ただ、国民は、それにふさわしい政府を持つのはその通りなので、
とほほな内閣はとほほな国民の鏡なんだ。と、また責任逃れか。
いや、そんなことに責任を負うほどのタマではないので… あぁ、堂々巡り。
お互い目を合わせて、知らないもの同士で『ボンジュール』を交わす。
すごくく心優しい感じがして、心が和む。
同じように、フランスのドライバーは歩行者に優しい。
道路を渡ろうとしていると、停まって通してくれる。
ちょっと手を上げると向こうもにこっとして返す。
なんと素敵な人たちなんだろうと思っていたら、
『人を跳ねると大変なことになるからだ』
と、その理由を聞いた。
残念ながら大変なことの中身がまだ分からないのだが、
賠償金が高いか、刑罰が重いか、そのいずれか、もしくは両方だろう。
歩行者に優しい理由がもし対人賠償なり刑罰なりだとすると、
法が、もしくは立法政策が『優しさ』を生み出すことが出来る、と言うことだ。
ただ、法は制度を作ることが出来ても、人の心は変えられない。
人の心、と言うよりも、人と人との関係 があるところにそれに相応しい法制度が出来れば、法がうまく機能する。
無理やり堤防を高くして、水の流れを変えて見ても大雨が降れば決壊する。
自然の流れをうまく制御してこそ堤防は堤防足りうる。
日本で対人賠償保険の仕組みを変えたり、刑罰の強化で、優しさが生み出されるとは思えない。
なんだか、バブルとその後のバブル崩壊以降、
日本社会の良かったところがバブルと一緒に崩壊してしまった。
『法人』だけが潤って
(その法人の潤いを自分のものにすることができる極々一部の人間も含む)、
人が不幸せになる世の中がいいのだろうか?
政権交代があってもなんも変わらない。いや、むしろ悪くなった。
社会の仕組みを換える必要があるのだが、
日本社会にはその仕組みを換える力が無い。
恐らくこのままゆっくりとだらだらと坂を下っていくのだろう。
ただ、60年代後半以降、世の中を徹底的に悪くしてしまったのは団塊だ、
という団塊諸悪の根源説を聞いた事がある。
今の内閣、菅、仙石内閣はまさしくその象徴。
それにしてもトホホな内閣。
団塊の一人として大いに反省するが、今回の政権交代選挙には1票を投じていないので、
その点だけが個人的には救われる。
と言ってもこれが何か意味あるわけでもないが、
こんな屁理屈を捏て、責任逃れをやるのが、団塊の悪いところだ。
確かに団塊は諸悪の根源だが、
ただ、国民は、それにふさわしい政府を持つのはその通りなので、
とほほな内閣はとほほな国民の鏡なんだ。と、また責任逃れか。
いや、そんなことに責任を負うほどのタマではないので… あぁ、堂々巡り。
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