初めてのミシン

2010年11月29日 日常
初めてのミシン
初めてのミシン
 写真ではその凄さが伝わらないが、ソックスが足の形になっていない。

 横から見た写真(写真下)でもソックスが足首の形になっていなくて、多少カーブしているだけだ。

 上から見てみると(写真上)丸い袋が出来ているだけ。

 これも残念ながら足の形を無視した単なる袋だ。

 しかも足にフィットしてない縫い目が傍若無人で、履いてみると妙なところに縫い目がある。

 まるで、小学校の家庭科の授業で、初めてミシンの踏み方を習った子が、

「じゃあ、自分のソックスを作ってみましょう」

 と先生に言われて、生まれて初めて踏んだミシンで、生まれて初めて作った作品のようだ

(恐らく初めての作品は雑巾だろうが、それに近い。ただ、袋になっているだけこっちの方が高度である)。

 履いてみると妙なところに妙なミシンで縫いつけた後があって、靴の中でもごろごろといろんな所がいろんな形でぶつかる。

 これが値札をつけてスーパーで売られている。

 大変なものだ。

 誰にどういう風にミシンを踏ませたのか現場を見てみたいものだ、是非ともに。


 夕方になって西の空は晴れてきた。気圧がどんどん上昇しているので、明日は晴れそうだ。

 ただし、あっちの方は晴れそうに無い。

 5月に申請を出してまだ滞在許可のための健康診断が終わっていない人がいるそうだ。

 1ヶ月先輩だ。

 でも、今日見てみると事故ファイルは以前よりずっと少なくなっているので、そろそろか、とは思うが、

「本当になくしたのかもしれないね」と担当の先生が仰っていた。

 『12月にはエクスに行く用事があるので急いでくれ』と言っておくと先生は仰ったが、狸と狐だ、まるで。 

 でも向こうはなにしろ、行政だ。あっちはとぼけるだけじゃなく権力もある。

 早くこの夕空のように晴れに向かいますように。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索