信号が変わるまで…
 フランス人(歩行者)は信号を守らない。車はこれがあのフランス人かと思うほど、少なくとも歩行者を前にした時は非常に丁寧で親切だ。

 信号のない交差点で待っていると、車が絶対止まってくれる。

 以前、赤信号で渡っている歩行者の鼻先をかすめて行った車を、その歩行者が追いかけて行って、運転手を叱りつけていたのを見たことがあるが

それほど歩行者と車との力関係は日本と異なる。

 なっしーも、前回帰国した直後は、国道1号をフランス式に道路半分渡ったところで、反対車線の車を待って渡っていてが、

 ある時

「何やってんだ、この野郎!」

と怒鳴られたことがあった。

 フランス人なら追いかけて行って車に蹴りの一つも加えただろう。

 さて、今日、先ほどのことだが、交差点の向こうから、目の不自由な方が1人でこちらに向かっていた。

 大丈夫かな?と思ってみていたのだが、交差点の直ぐ手前で立ち止まって、信号待ちをした。

 なっしは、青になるのを待たず、車が途切れたところで『中之島』まで行き、

反対側の車が途切れたところで渡った。

 丁度信号が変わる直前だったが、なんとその目の不自由な方のところで、

「信号が青になるまで待ちましょう」

 と言う声(電子音声)が聞こえた。

 交差点に仕掛けがあるのか、その方が何かそのような、

例えばGPS機能付きの地図ソフト器機を持っているのか

(garminなんかで、出ていそうな気もしないではない。ひょっとしたらこの二つ

(交差点とGPS)の組み合わせかも知れないな)。

 いずれにしても、信号は青になるまで待ちましょうか、この次から



(とちょっと思ったがどうせ守らないだろうな)。

 ただ、ストラスブールの人は、もの凄く良く守る、信号を。

 それだから、『だから、アルザス人は…』などと言われるんだろうが。

 

コメント

美歩
2010年11月5日9:33

このお写真も晩秋の感じがでてて素敵ですね。
フランス式、道の渡り方をこの夏実践しましたが最初はドキドキ。でも、すぐに慣れました。たしかに歩行者には車はとてもマナーがいいと感じました。
自己責任のお国柄だからでしょうか。

nassie
2010年11月5日15:50

騎士道精神というか革命精神というか、強い方は弱い方に配慮し、弱い方は刃向かうんでしょうね。とすると男性が大事にされないと行けないんでしょうか?今や。
写真は昨日、一昨日とお気に入りの公園で撮ってきました。夕方にはほとんど葉が散ってしまってました。撮るのは時間がかからないけど、写真の整理(捨てたり、リサイズ、明るさの補正)に数時間かかっちゃいました。
少しずつ貼り付けていきます(似たような写真ばかりですが)。

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